Bryan Caplan のリバタリアン・ピュアリティテスト

あなたはどの程度のリバタリアンですか? Bryan Caplan のリバタリアン・ピュアリティテストを受ければそれがわかります。

以下はこのテストを翻訳したものです。とりあえずリバタリアンの主張/政策判断の日本語簡易一覧として役立つかと思います。

Part I (穏健派リバタリアンの主張/政策判断)

→全64項目のうち1~30
→各1ポイント、配点30/160
1. 税金は高すぎる
2. 政府は金を使いすぎる
3. 政府は規制をしすぎである
4. 自由貿易を尊重する
5. 最低賃金は廃止すべき
6. 家賃統制は廃止すべき
7. 都市計画法は厳しすぎる
8. 高齢者向け医療保険は手厚すぎる
9. 社会保障の給付金は多すぎる
10. 郵政は民営化されるべきである
11. 学校バウチャー制度は公立学校を改善する
12. 移民法は緩和すべきだ
13. 住宅バウチャー制度は公営住宅を改善する
14. 政府はもっと公有地を売却すべきだ
15. 労働安全法は厳しすぎる
16. 医薬品認可には時間がかかりすぎる
17. 政府は貧困対策プログラムに支出しすぎている
18. (医師や配管工、その他の職業の)免許制度は厳しすぎる
19. 政府は大学教育に金を使いすぎている
20. 連邦準備制度理事会は自由裁量権を持ちすぎている
21. マリファナは合法化されるべきである
22. 大人の合意の下でのセックスはすべて合法であるべきである。たとえ金のためであっても
23. 本・新聞・ラジオ・テレビ・インターネットなどはすべて表現の自由をもつ。たとえその意見やテーマが攻撃的で人を不快にさせるようなものであっても
24. 私的なクラブはそのメンバーを選ぶにあたり独占的な権限をもつべきである。たとえそれが差別的であろうとも
25. 国に対する奉仕活動にはすべて反対である
26. 徴兵制に反対である
27. アメリカは他国に干渉しすぎである
28. 軍事予算を減らすべきである
29. アメリカは裕福な同盟国の国防に援助するべきでない
30. アメリカは有事の際、できるだけ民間の標的を避けるべきである

Part II (本格派リバタリアンの主張/政策判断)

→全64項目のうち31~50
→各3ポイント、配点60/160
31. どの税金も50%以上減税されるべきである
32. 政府支出は50%以上カットされるべきである
33. 連邦規制機関の少なくとも半分は廃止されるべきである
34. 独占禁止法は廃止すべきである
35. 公立学校と公立大学は廃止すべきである
36. 福祉制度は廃止すべきである
37. 社会保障制度は廃止すべきである
38. 高齢者向け医療保険制度は廃止すべきである
39. 公有地はすべて私有化されるべきだ
40. ごみ処理・消防など自治体によるサービスはすべて民営化されるべきだ
41. 移民法は廃止すべきである
42. 食品医薬品局と医師免許制度は廃止すべきである
43. 連邦準備制度理事会の独占的な権限を一切なくすべきである。またマネタリーベースは凍結されるべきである
44. 労働安全法は廃止すべきである
45. 最高裁判所はすべての経済規制を違憲だとして取り消すべきである
46. 大人の麻薬使用はすべて合法にすべきである
47. 差別禁止法はすべて廃止すべきである
48. 軍事予算は少なくとも75%以上カットするべきである
49. アメリカはヨーロッパ・アジア・その他の外国基地から完全に撤退すべきである
50. 敵国であっても民間人を爆撃対象にすることは道徳的に殺人に等しい

Part III (急進派リバタリアン=アナルコ・キャピタリストの主張/政策判断)

→全64項目のうち51~64
→各5ポイント、配点70/160
51. すべての税金は廃止されるべきである
52. 高速道路も普通の道路もすべて民営化するべきである
53. 連邦準備制度は廃止し、自由銀行制と民間発行貨幣で置き換えるべきである
54. 法律に関することはすべて判例法・仲裁・私的法機関で置き換えるべきである
55. すべての政府は生来的に悪である
56. 政府は不必要悪である
57. 警察は民営化するべきだ
58. 裁判所は民営化するべきだ
59. 法律そのものが民営化されるべきである
60. 国家は武装解除され、その軍隊は解体されるべきだ
61. 「私的制裁(vigilante justice)」は道徳的に許容される。たとえそれが政府の指導者に対するものであっても
62. 寄生者的支配エリートの利益のために生産的な構成員から搾取すること、これがすべての政府の本質である
63. 国家はなくなるべきである
64. 私はアナルコ・キャピタリストである