有意味、無意味、非意味

有意味さを喜んでいるならそれでいい

円満である
無意味さを悩むなら
それもいい
極めて正常である
非意味の力に圧倒されそうになるとしたら
それはどうだろう
それは珍しくはないが克服困難な病気、統合失調症の可能性がある
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治療者は非侵襲的で共感的な態度を貫く
ときに患者の現実的な補助自我となり、患者が病的世界を頼らずに生きて行く可能性を求める
病的体験を構築増進させてしまうような接し方はよくない。もちろんである。
しかし患者が病的体験と現実生活との妥協点を探るとき、
安定した病的体験は役に立つこともある
現実との適応を改善する限りに於いてわずかに病的体験の一部を是認することは
あってはならないことではないと思う
正しい原則はいつでも正しい
しかしそれは単に正しいのであって
人生にとって有用であるか否かについては判断を保留しているのだと思う
いつでも正しいのもひとつの価値であるし
時に例外を作り例外の側にも価値があると奥行きのある世界を構成することもできる
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奥行きのある世界については先日創業100年以上の日本の中核企業で感じた
人事についても仕事の質についても普段は人の目に晒さない非常に奥の部分があり
ひょっとしたらまだまだ奥がありそうな雰囲気であった
比較すると新興勢力は平板で画一的な人事対応しかできないようだ
人材を本質的に会社であると捉えている会社と
人材を取り替え可能で購入も売却も可能なものとして捉えているかは
大きな違いとなるだろう