プロスペクト理論

出発点は、プロスペクト理論で実験的にも証明された基準点の概念である。人間は外界の刺激を受けたとき、その絶対値をみて効用を最大化するのではなく、初期値からプラスかマイナスかに反応する。サイモンの限定合理性(bounded rationality)も、正確に訳せば「制約された合理性」であり、この制約条件となるのが基準点である。

そして人間はこの基準点となる現状(status quo)を維持するバイアスをもち、プラスの利益よりもマイナスの損失に強く反応する。

ーーー
というわけだが

分かりにくいといけないので説明すると
つまり太もものむっちり度を知るのにはその時の大きさが問題なのではなく
今日と半年後を比較してますますむっちりになっているぞという点に人間は反応する
20歳を過ぎてだんだんしぼむのは断固拒否で
20歳に向けてだんだんむっちりしてくるのが最もよい
という話を難しく言っている