岡本太郎9

「危険な道をとる」いのちを投げ出す気持ちで、自らに誓った。死に対面する以外の生はないのだ。その他の空しい条件は切り捨てよう。そして、運命を爆発させるのだ。
11:59 AM Aug 16th, 2010 縄文時代から
自分がこの親の血を引いているなんて考える必要はまったくない。たまたま、偶然に生まれてきただけで、あまりこの親から生まれてきたとか考えない方がいいんだな。
5:59 AM Aug 16th, 2010 縄文時代から
芸術は爆発だ。
5:59 PM Aug 15th, 2010 縄文時代から
過去によって現在があるのではない。逆に現在があって、はじめて過去があるのだ。
11:59 AM Aug 15th, 2010 縄文時代から
挫折は飛躍の足がかりになる。だから、挫折を恐れちゃだめだ。落っこちたり上がったりして、全身を躍動させるんだ。
5:59 AM Aug 15th, 2010 縄文時代から
人間というのは、生まれつきのかたちで、生きているのがいちばん美しいんだ。
5:59 PM Aug 14th, 2010 縄文時代から
セックスというのは、本質的には強姦という考え方もあるんだよ。生の快楽と死とは極限で結びついている。
11:59 AM Aug 14th, 2010 縄文時代から
人は誤解を恐れる。だが本当に生きようとする者は当然誤解される。誤解される分量に応じて、その人は強く豊かなのだ。誤解の満艦飾(まんかんしょく)となって、誇らかに華やぐべきだ。
5:59 AM Aug 14th, 2010 縄文時代から
芸術とは、愛したり理解したりするものではない。それによって引っ捕らえられ、つきとばされる。ついに踏みとどまって自分で立ち上がる。そういう力である。
5:59 PM Aug 13th, 2010 縄文時代から
たとえ別れていても、相手が死んでしまっても、この人こそ自分の探し求めていた人だ、と強く感じ取っている相手がいれば、それが運命の出会いだ。
11:59 AM Aug 13th, 2010 縄文時代から
自分が描いてもいい、すぐ描けると思うような、平易で、単純、だがしかし、生活的な、積極性をもった形式こそが、今日の芸術、今日の美なのです。
5:59 AM Aug 13th, 2010 縄文時代から
血をながしてニッコリ笑っている、それが命がけのぼくの遊びさ。
5:59 PM Aug 12th, 2010 縄文時代から
お笑いタレントみたいなしゃべり方をする人が結構多い。それはサービス精神かもしれないが、つまりはみんなに悪く思われたくない、自分がかわいい一念なのだ。
12:00 PM Aug 12th, 2010 縄文時代から
人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発し続けるべきだ。いのちのほんとうの在り方だ。ぼくが芸術というのは生きることそのものである。人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命を突き出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。“ 芸 術 は 爆 発 だ ”。
5:59 AM Aug 12th, 2010 縄文時代から
自分に忠実だなんて言う人に限って、自分を大切にして、自分を破ろうとしない。大事にするから、弱くなってしまうのだ。己自身と闘え。自分自身を突き飛ばせばいいのだ。炎はその瞬間に舞い上がり、あとは無。爆発するんだ。全身全霊が宇宙に向かってパーッとひらくこと。それが「爆発」だ。
5:59 AM Aug 12th, 2010 縄文時代から
“愛”の前で自分の損得を考えること自体ナンセンスだ。そんな男は女を愛する資格はない。
5:59 PM Aug 11th, 2010 縄文時代から
つまらない生き方でだらだらと生きているのが犬生きさ。でも今は、ほとんどの人がそうだよ。カッコよく生きているといわれている連中だって、犬生きしてるにすぎないのが多い。
12:00 PM Aug 11th, 2010 縄文時代から
ぼくがいちばん好かないのは、“あたしなんか”という女性だね。屈折している。“あたしなんか”といいながら、その実、相手に、“そんなことないですよ”といってもらいたいんだ。
6:00 AM Aug 11th, 2010 縄文時代から
最後の攻撃を仕掛けて口説く。語りながらでもいいし、このときこそ腕のふるいどころだね。
6:00 PM Aug 10th, 2010 縄文時代から
危険な条件の方に自分の運命を賭けるほうが情熱がわいてくるものだ。おのれだけが自分じゃない。向こうから迫ってくる運命というのも、自分自身なんだよ。
12:00 PM Aug 10th, 2010 縄文時代から