都会のサラリーマンと心療内科

都会のサラリーマンはある程度エリートなのに
どうしてこころの病気になるんだろう
という疑問がある
たとえば
プロ野球選手の怪我の割合は一般人口よりもすごく高いと思う
お相撲さんも同じ
体のどこかを怪我している
怪我をするくらいトレーニングして試合できついことをしないと生き残れない
だとすれば
都会のサラリーマンも同じだろう
昔はホワイトカラーは余裕で仕事をして夜は酒を飲んでいたかもしれない
今はホワイトカラーも深夜までPCのモニターをにらんで指を動かし続ける
脳が捻挫したり筋肉痛になったり骨折したりしているのだ
客観的に適切な仕事量をしてるのではなくて
競争で仕事をしているので
必然的に限界点に行き着く
限界点で起こるのがうつ病だと思う
ほどほどのところで
一息ついていれば
負けるかもしれないが
病気にはならないかもしれない
プロ野球選手も怪我をしないで一軍活躍することを目標にすればいいのだろうが
あんなすごい集団の中でそんなことも難しい
どんなに荒々しいことをしても怪我をしないような人たちが
競争して、結果、怪我をしている
これがたとえば昔の世界の農作業であれば
人の10倍働いて10倍収穫しても食べきれないし無駄になるだけだ
作物が相手ならそんなに向きになる必要もない
人間同士で争うから競争は限界がない
相撲の稽古を見ていると
怪我をしないのが不思議なくらいだ
当然怪我をするようなことをしているのだ
結果として怪我をしている
同じことをサラリーマンもしている