浮気調査とうつともうひとつの障害

浮気調査の会社があって、いろいろとアドバイスがあります。

何かと理由をつけて帰宅が遅くなる。
休日なのに急な仕事で外出する事が多くなった。
せっかくの休みもなかなか会ってくれない。
自宅での食事が少なくなった。
ファッションや香水などに気を使うようになった。
趣味や食事の好みが変わってきた。
メールのやり取りが多く内容を隠すようになった。
携帯の料金が以前より高くなった。
お風呂の回数が変わった。
会話が少なくなってきた。

こういったことがあったら、浮気に注意しましょうといわれています。
逆に、こんなことをしていたら、浮気を疑われる可能性があるということです。
でも、これって、半分くらいはうつの項目ですよ。

仕事がたまってしまうので、残業休日出勤が増える、食欲も減少する、
会話が少なくなり、頭が回転しないので、電話も長くくどくなり、電話料金も上がる。
趣味や食事の好みも、うつにあわせて、変わる。
メールの内容を隠すのは、自信がないから。確認したくなって何度もメールを送る。
うつになると強迫性が強くなって、手洗いを繰り返したり、風呂に繰り返し入ったりします。

ですから、パートナーが浮気しているのかなと思う一方で、
パートナーはうつじゃないかなと一度は考えてください。

盗聴器をつける人もいます。

年間で数十万個の盗聴器が販売されています。また、CCDカメラも容易に購入できます。
どちらもつけるのは簡単ですが、発見はなかなか素人では難しいもの。
貴方のまわりで自分の情報が漏れていると感じたことはありませんか?
『昨日電話で友人と話していた内容を彼が知っていた』このような事例は実際よくあります。
結局彼氏が盗聴器をつけ、24時間彼女を監視していたことが判明。
時代はもはや、「自分の身は自分で守る」という形へと変化してきています。
あなたにできることは「確認してみる」ということ。
不安のない日々を送るためにも、お早めにご連絡ください!

で、連絡すれば、盗聴器などを見つけ出してくれるそうです。
パソコン、携帯、電話、部屋の会話、これらは全部筒抜けだと思ったほうがいいです。
むしろ、汚い字のメモのほうが、判別不能で、便利かもしれません。

浮気するならまず離婚した方がいいです。
それじゃ、浮気とは言えない?
結婚を継続したままで浮気をしたいなら、
どんな結末がありうるか、よく考えて、その上で行動してください。
最悪、離婚と慰謝料です。
それでいいなら、何も怖いものはありません。

たとえばの話、
離婚が成立していなくても、
「婚姻が破綻していて、離婚の意志がある」と明示しただけで、
あとの恋愛は自由です。
たとえば、内容証明郵便でもいいし、
離婚調停申し立て手続きでもかまいません。
医者に相談して、公的な記録が残っていれば、
あとで証明することもできます。
破綻主義ですから、破綻していることを日付つきで明示すればいいのです。
破綻したから恋愛したのであって、
恋愛が婚姻を破綻させたのではないと
明確に証明すればよいのです。

でも今の時代、盗聴器をつけなくても、電話会社で教えてくれる、
通話相手番号と時間の記録だけで、大抵のことが分かります。
盗聴器をつけるまでもないでしょう。
携帯には盗聴器をつけられないし、
会社の電話につけるには、内通者がいないと無理、それに、
別な方法もいろいろありますから。

また別の会社で。

・ふと気付くと会話が減ったり、一緒に出掛けなくなったりしていませんか
・帰宅時間が変わった。
・車の中にいつもと違う銘柄のタバコがあった。
・夜中に携帯電話で話しをしている。
・助手席のシートの位置が違う。
・ガソリンの減り方が異常。
・クレジットカードの請求が増えた。
・夫婦関係を拒むようになった。

やはり半分以上はうつで説明できます。
うつでセックスができなくなり、自信喪失して、
まずお店で試してみようという人も一定数いるものです。
ポケットにEDのお薬を見つけても、とがめないで下さい。
自信を回復したくて必死なのです。

クレジットカードの請求書は、店の名前まで出ますから、
浮気も分かりますし、むしろ、浮気ではないことが分かったりします。
明らかに三人分だったり。
土台、喫茶店やレストランで料金を払ったとして、
浮気とは全然いえないわけです。

極端に言えば、セックス中の写真を撮影される可能性のある場所でのセックスを回避すること、
これでいいそうです。
日本の法律でいう、「不倫」とはそういうことです。
精神的なことではないのです。
逆に、精神的に全くつながりがなくても、
セックスの現場を撮影されたら、法律的には、アウトです。

いつものように自己診断テスト。
浮気診断項目

1 家に帰る時間がまちまちである。
2 休日出勤が増えた
3 自宅では携帯電話の電源を切っている
4 自宅では携帯電話を手放さない
5 携帯電話にロックをかけている
6 携帯電話の着信音を消している
7 携帯電話を2つ持っている
8 携帯電話にかけるとでないが折り返しかかる
9 携帯電話の請求書が自宅に来ない
10 メモリーにメルアドだけ登録している人がいる
11 発着信履歴を消した形跡がある
12 深夜に電話を持って買い物や散歩に出かける
13 友人・同僚、上司との付き合いを強調する
14
聞いてもないことを自分から話す様になった
15 服やネクタイなどを自分で買ってくる様になった
16 「疲れた」をよく言うようになった
17 車の洗車をまめにしている
18 カーナビの履歴がリセットされている
19 車内のタバコの吸殻をまめに捨てているようだ
20 食べ物の趣味が以前と変わった
21 身だしなみを気にするようになった
22 気に入っている下着ばかりをはいている
23 クレジットカードの請求書、明細書が届かない
24 サラ金などからお金を借りているようだ
25 見知らぬ会社名から請求書が届く
26 帰宅後、すぐに入浴するときがある
27 帰宅後、目を合わせないときがある
28 一日の出来事を聞くと怒り出すときがある
29 疲れを理由にSEXを拒むようになった
30 財布などに避妊具を隠し持っている
31 自分の一日のスケジュールを聞きたがる
32 アクセサリーをつけるようになった・数が増えた
33 手帳に意味深なマークやしるしがついている
34 見たことのないカギを持つようになった
35 自分専用のパソコンを持つようになった
36 パソコンを触られると怒る事がある
37 みえみえの嘘をつくようになった
38 子供に関心がなくなってきた
39 家族での外出が減ってきた
40 何か考え事をしているようなそぶりをする

1コ~10コ 浮気をしている可能性 20% (浮気をしているとは言い切れません。もう少し様子を見ることが賢明です。
11コ~20コ 浮気をしている可能性 40% (浮気に発展するような行動をしている可能性はあります。事前に食い止めるのであれば今のうちに釘をさしておきましょう。
21コ~30コ 浮気をしている可能性 60% (浮気をしているといってもいいでしょう。ただし、推測だけで相手に事実を問いただすには時期早々です。決定的な情報をつかむのが先決です。
31コ~40コ 浮気をしている可能性 80% (かなり深刻な状態です。浮気につながる情報を集め事実の確認をする必要があります。

くどいのでやめますが、やっぱり、うつが関係あるような項目が目立ちます。

携帯とクレジットカードが主な小道具ですね。
携帯履歴とカード履歴でだいたい分かるらしい。
映画「ノエル」で異常に嫉妬深い男性が出てきますが、
その人は、フィアンセについて、上のような項目をチェックして疑いを深めています。

自分が病的に嫉妬深いのはある意味で勝手ですが、
そのことで他人を苦しめているとしたら、社会的な責任を取らなければなりません。

クリニックに来るのは、うつで、浮気の元気もない人。
パートナーに浮気を疑われ、うつになってしまった人。

一方、過剰にパートナーを疑って人に迷惑をかけた人をどうしたらいいか、
クリニックでは本人がいない場所で間接的に相談を受けているのですが、
最近では判例も積みあがっていますので、
裁判所で民事または刑事で罪を償うことになります。

こういったケースの場合、周囲が迷惑をかけている本人に
治療を勧めても無駄ですし、
人格に深く根ざした傾向であり、よい治療法もありませんし、
根本的に社会生活に向きません。
昔なら出家隠棲したところですが、もちろん、孤独な出家です。
他人に迷惑をかけてはいけないこと、
そのくらいは両親が人の親として、責任を持って教育すべきでしょう。

世の中が変われば、ストーカーという犯罪が認定されたりするのですから、
今後はこうした種類の「犯罪」も、認証が進むのではないかと期待しています。
「ごみ収集癖のおじさん」とか「奇声を発するおばさん」とか、子供を虐待する母親とか。
それなりに名前がつけられて認知される方向です。
大体は親がいれば、何とかなります。