今更に妹に逢はめやと思へかもここだ吾が胸いぶせかるらむ

もう二度と逢えないだろうと思うからか、私の胸は鬱陶しくふさぐのだろう。

ここでも、いぶせしと読んでいる。
客観的状況はそうでもないようで、
歌の設定としてそうだからと考えてもいいけれど、
うつだからもう二度と逢えないだろうと絶望してるのかとも思える。