摂食障害の人の特徴

先輩の意見では
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摂食障害の人の特徴として、
「手のかからない良い子」
「協調性が高い」
「過剰に相手の気持を察しようとする人」
「場の空気を読むのが異常にうまい人」
などを挙げることができますよね。
むしろそれが充分すぎるために
かえって問題になっている場合が多いようですよね。
 
いろんな患者さんとお会いしていると、
ひとつのストーリーが浮かび上がってきます。
人との和を重んじ、配慮・気配りが出来るという素質で
頼まれたことは断らず、仕事を完璧にこなして、
自分の気持ちを表現しないように頑張ることで、
周りの人たちと波風を立てないようにすることは上手になった。
でもマイナスを引き受けることで、
本来の可能性が伸びていく方向が横道にそれた。
頑張る="頑固に気張る(目的のために心身を犠牲にする)"ことで
引き受けたマイナスのモヤモヤの本体は怒りと不安であり、
それを解消する手段の一つが過食嘔吐につながっていて、
本来の可能性が伸びていく方向が横道にそれたのが
「自尊心の低下」や「罪悪感」という事なんだろうなぁ。。。。
こんなふうに患者さんの心の中を解釈しています。
この理解で合ってますよね?
自尊心は、「プライド」と混同される事が多いかもしれませんが、
いわゆるプライドが高い人というのは、自尊心が低いものです。
自分に自信がないから、えらそうな態度をとったり、
自分に対する評価に敏感だったりするのです。
自尊心(セルフ・エスティーム)は自己志向とか
セルフ・エフィカシー(自己効力感)とか呼ばれます。
自分という存在や自分のやり方に対する信頼感とでもいうべきものです。
この「自尊心」が治療のキーポイントになりますよね。
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そうですね
よく分かります
ミラーニューロンの話があります
それがないとコミニュケーションの障害をきたすと当然考えられる
相手がいまどういう気持なのか分からない
それで言うとミラーニューロンが多すぎる人を想定すれば
摂食障害の人のいろいろを説明できるのじゃないかと
思うんですが