ハリネズミのたとえ

ハリネズミのたとえを思い出して
ハリネズミは「棘に刺されると耐えられない」「棘に刺されても平気」と
「寒いのが耐えられない」「寒くても平気」の二つの軸を分けて考えたらいいのだと思う
ニ分割と二分割で四つの領域に分割できる

1.「棘に刺されると耐えられない」+「寒いのが耐えられない」
2.「棘に刺されると耐えられない」+「寒くても平気」

3.「棘に刺されても平気」+「寒いのが耐えられない」
4.「棘に刺されても平気」+「寒くても平気」

の四つになる
分かりやすいのから行くと
2.「棘に刺されると耐えられない」+「寒くても平気」
は対人距離が遠い
遠いことを苦に思わない
シゾチーム
これはこれで安定型


3.「棘に刺されても平気」+「寒いのが耐えられない」
一体化の願望が強い。サイクロイド
これはこれで安定型

1.「棘に刺されると耐えられない」+「寒いのが耐えられない」
これは非常にアンビバレントでコンフリクトが発生する
しかし他人からみると棘はいや、寒いのはいやというのだから、交流の方法はある


4.「棘に刺されても平気」+「寒くても平気」
これは性格障害のタイプで周囲は振り回される
困ったときに、棘で刺すと言っても無効だし、寒くすると言っても無効で
取り引きができない

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これらは固定ではなく
個人の内部でタイプが変化する振幅もあると思う



                   刺されても平気  刺されるのは耐えられない
寒くても平気           アンビバレント    シゾチーム
寒いのは耐えられない     サイクロイド     スプリッティング

図にするとこんな感じ
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平均的な人は次のようになる
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「刺されるのは耐えられない」を軸にして「寒い」については移動すると考えれば
次のような性格の振幅になる
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さらに横方向の振幅を考えれば
次のような性格の人も成り立つ
簡単に名付けることもできないが
この範囲で
時と場面によって性格を使い分ける
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