岡本太郎3

こちらが相手と出会ったという気持ちがあれば、それが本当の出会いで、自己発見なんだ。恋愛というものは、こちらが惚れれば惚れるほど、よろこびと同時に心配や不安といったものが起こってくる。
6:00 AM Sep 25th, 2010 縄文時代から
たとえば片思いも立派な恋愛なんだ。自分が片思いしている。そう思っているときの方が強烈だ。つまり、相思相愛、おめでたいのが恋愛ではなくて、片思いが恋愛だといえる。必ずしも相手がこちらを意識しなくてもいいんだ。
6:00 AM Sep 25th, 2010 縄文時代から
現在にないものは永久にない、というのが私の哲学です。逆に言えば、将来あるものならばかならず現在ある。だからこそ私は将来のことでも、現在に全責任をもつのです。
6:00 PM Sep 24th, 2010 縄文時代から
苦労した作品より、ひとりでにどんどん進んでしまったもののほうが、いつでもいい。
12:00 PM Sep 24th, 2010 縄文時代から
どんなに多くの女性にチヤホヤされようと、本当に大切なことは、女性と溶け合うことができるかどうかなんだ。
6:00 AM Sep 24th, 2010 縄文時代から
ぼくは現在の瞬間瞬間に賭ける。将来なんて勝手にしろだ。いまここで、爆発するんだ。
6:00 PM Sep 23rd, 2010 縄文時代から
どんな女でも、底の底ではあったかく優しい。許して包み込んでくれる。性悪女でも意地悪ばあさんでも、女はあったかい。
12:00 PM Sep 23rd, 2010 縄文時代から
甘えたい、優しくしてもらいたい、という気持ちは幼いほど強いかもしれないけれど、ほんとうの寂しさというのは、たとえ両親が健在でも、兄弟があろうがなかろうが、人間存在そのものの底にある孤愁(こしゅう)だよ。
6:00 AM Sep 23rd, 2010 縄文時代から
占いなんか蹴とばしてやればいいんだよ。
6:00 PM Sep 22nd, 2010 縄文時代から
ほんとうの対決というのは、自分を相手にぶつけ、相手も自分にぶつかってきて、お互いがそれによって、活きることが対決なんだよ。
12:00 PM Sep 22nd, 2010 縄文時代から
絶望こそ孤独のなかの、人間的祭りである。私は絶望を、新しい色で塗り、切り開いて行く。絶望を彩ること、それが芸術だ。
6:00 AM Sep 22nd, 2010 縄文時代から
一流だから知りたい、好きになりたいなんていう、さもしい根性をもたずに、自分のほんとうに感動する人間を探し、つかまえるんだね。
6:00 PM Sep 21st, 2010 縄文時代から
音感がいいとか悪いとか、そんなことはどうでもいい。大体、画才があるやつにロクな絵描きはいないんだから。センスなんかに頼るから駄目なんだ。
12:00 PM Sep 21st, 2010 縄文時代から
男は、女性の世界観から自分の中に欠落しているものを、見出すことができる。これが喜びであり、救いとなる。
6:00 AM Sep 21st, 2010 縄文時代から
繰り返して言う。何度でもぼくは強調したいのだ。すべての人が芸術家としての情熱を己の中に燃えあがらせ、政治を、経済を、芸術的角度、つまり人間の運命から見かえし、激しく、強力に対決しなければならないと。
6:00 PM Sep 20th, 2010 縄文時代から
クヨクヨしたら男の魅力は出てこないよ。やたらに相手を気にしないこと。もっと鋭敏な感受性と、十分な優しさを持って、どんどん平気で、相手をカバーしてみるんだ。
12:00 PM Sep 20th, 2010 縄文時代から
打ったその瞬間が絶対なので、何本目だなんていうことは、どうでもいいんだよ。
6:00 AM Sep 20th, 2010 縄文時代から
自分自身を責めることで慰め、ごまかしている人が、意外に多いんだよ。そういうのは甘えだ。みじめな根性だと思うね。
6:00 PM Sep 19th, 2010 縄文時代から
そして、そのひとがすばらしい女性だったら、つきあっているうちに内の方から美しさが輝いてくるようなかんじで、ついには、ほんとうにきれいであるような気さえする。そんな人は、美しい。
12:00 PM Sep 19th, 2010 縄文時代から
きれいな女のひとに会っても、ただきれいだなと思うだけで、さして気にもとめないことが多いのに、一方、きれいだとも思わないのに、何か惹きつけられる人がいるだろう。
12:00 PM Sep 19th, 2010 縄文時代から