仕事バリバリ人生と社内感染症

仕事バリバリ出来る人に20代の女性なんかは憧れるんですね
それと恋愛感情が混じってしまう
秘書さんなんかはほぼ必然という感じで役員さんに惚れ込む
実際、別世界ですからね
とろりとなる
男は仕事バリバリが魅力になると知っているから、安心して仕事でアピールできるんです
一石二鳥で、仕事も異性もうまくいく
会社には次々に若い子が入ってくるしで
会社としてもそれがエネルギーになるならと許容するんですね
すべては会社の利益のためになっているわけです
倫理よりも心の傷よりも利益という点で一貫しています
人間としては自信ないけど仕事なら知っているという人が実に多いし
仕事の自信と人間としての自信が区別できない生活になっている
とはいえ、実際には家庭生活を犠牲にして仕事をして社内不倫というか
狭い範囲で性愛をしているわけで
ちまちました人生である
いかにもこじんまりしている
もっと自分の理想を探すとかしないわけかな
手近な偶然で間に合わせるとは
会社としてはそのように制度設計すれば得だと分かっているので維持している
実際、若い女性が派遣で働くということは
そのようにして男性正社員のやる気を出させるためのものという一面も微妙にあって困ったものです
そんな環境だと女性正社員とか女性上司はほんとやる気なくする
いつまで頑張ればいいの?と溜息をつく
こんなにやってきたのにいつまでたっても報われない私、と思うらしい
女性は仕事バリバリでも
若い男性社員と性愛出来るわけでもないので
無駄といえば無駄なのだね、実際は
会社って、セックスマシンなんですね
セックスを原動力にしてみんなの生活費を
稼ぎ出している
まるでフロイトのリビドー説を具現化したような具合だ
会社という組織だとリビドー配給されない層もできてしまい
いろいろ不公平もある
軽躁状態の人がだいたい全部持って行くものです
地引網ですね
女子社員としても会社のナンバーワンと付き合う方が楽しいじゃないですか
お金も使ってくれるし
会社の秘密も教えてくれるし
でも、その分、女子全員で共有みたいになるんですね
性病はだいたい同じ時期に起こる
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院内感染で薬剤耐性菌のことが問題になっていたけれど
社内感染の性病も問題で
のちのちの不妊症とか子宮内膜症とかに関係しているだろうし
出産時の感染で子どもに障害も出る
パピローマは子宮頚がんにも関係する
あと会社で多いのは水虫
これもほぼ必発でうつりますね
元々東京の人は案外強いところもある
地方出身の人は東京の強毒性水虫と性病にだいたいやられる
性器クラミジアは実際多いのでついでに診断治療する
しかしなかなかなくならない
感染源が偉大な鈍感力で居座っているらしい
私はそれを治療したいくらいだが
本人はけろりとしている
淋病と性器クラミジアの同時感染もあり
どうしたものか
都会の人達は微妙に免疫不全なのかとも思ってしまうが
女性の場合はどうしてもツボの中に病原菌を入れられる形なので
圧倒的に不利である
俗に35歳で羊水が腐るとかの話はこんなところに関係している
多剤耐性性病病原体が複数住み着いている膣だとなかなか難しい
誰が原因かも分からない
パートナーと一緒に治療しないと意味が無いのだけれど
それはどうしようもなくて
結果として防ぎきれない
奥さんでも感染源を特定できないことがある
このあたりはフロイト先生に見てほしいものだと思うのだ
性的抑圧でヒステリーなんて
どんな昔の話なのか
抑圧メカニズムによるヒステリーがない代わりに
梅毒、淋病、HIV、ヘルペス、クラミジア、トリコモナス、水虫
淋病が耐性菌になっていて
点滴で流してもだめの場合もある
梅毒が耐性菌化しているという話は聞かないが
感染した状態だとHIV感染の率が増えるというデータはある
すぐに死ぬわけではないからお茶を濁している間に
また広がる
いっそ死んでしまうくらい強毒性になれば
蔓延は防げるのだけれど
そうでもなくて今のところ共棲している
性病は案外怖いので注意した方がいい
陰部が臭いなと思ったらそれはもう怪しいのだ
本来はそんな匂いじゃないんですよ
地方の娘を経験すればわかる
自分では知らないうちにかかってそのままということがある
その状態をみんなで見せ合って確認するわけではないので
分かりにくい
症状が出ているときに医者に行けば確定診断できるが
引っ込んでいてときどき出たりもするのでやっかい
健診に引っかからないままのこともあり
結婚前には一式検査しておくほうがいい
大体匂いとか液の性状で分かるものだけれど
多くの人は他人と比較できるわけではないので難しいと思う
性器ヘルペスなどは普段は引っ込んでいる典型だ
蛍光灯の紫外線に一日一時間性器を曝してくださいとか
昔はしたもので
つきあいで一時間とか眺めていたこともある
あの時は、今後どう行動すべきか、よくよく悟ったように思ったのだが
もっとも最近はもっぱら治療だけしているので問題はない
性病が親子とか兄弟で感染している例もあり
どう説明されるものか苦しむ
蔓延と思って間違いないです