バットマンとロビン

バットマンとロビンもなかなかの組み合わせ

初代ロビン [編集]

詳細は「ディック・グレイソン」を参照

本名ディック・グレイソンDick Grayson)。元はサーカスのアクロバット家族の一員。両親の死をきっかけにブルースに引き取られ、ロビンとなった。パトロール中に銃撃され怪我をしてしまい、パートナーを死なせることを恐れたバットマンにより解雇される。
自分のようなサイドキック(相棒)の若手ヒーローを集めてティーン・タイタンズを結成し、そのリーダーをつとめていた。
現在は独立して、ナイトウィングNightwing)というヒーローとして活躍中。青のスーツに胸に黒い鳥のシンボルが描かれたコスチューム。バットマン同様、知識と体術のみを武器とし、時にバットマンを手助けすることもある。情報専門家オラクルとして活動するバーバラ・ゴードンとは恋愛関係にある。アウトサイダーズというヒーローチームのリーダーを務める。現在表向きは、ゴッサム・シティの近隣都市ブルードヘイヴン警察署の警察官である。

二代目ロビン [編集]

本名ジェイソン・トッドJason Todd)。不良少年で、バットモービルのタイヤを盗もうとしてバットマンにつかまり、その技術と度胸を買われてロビンになる。危険を顧みない直情径行型の性格で、何処かゲーム感覚で戦う危険な面がある。
父親はチンピラで、犯罪絡みで殺害されている。母親は行方不明とされていた。母親はアフリカにいたのだが、ジョーカーに捕われてしまう。単身誘い出されたロビンは、バールで滅多打ちにされた後、母親共々爆殺されてしまった。
このロビンの母と生死を描いた『Death in the Family』は一大イベントとなり、最終話はファン投票によりロビンの生死が決定されるシステムが採られた。わずか千数票の差でロビンの死亡が選択されることになったのである。
最近になって二代目レッド・フードRed Hood)という怪人として驚愕の復活を遂げた。ラザラス・ピットを用いたものだが、精神は醜く歪んでしまっている。自分を助けられなかったバットマンや、後を継いだ三代目ロビンを激しく憎悪している。

三代目ロビン [編集]

本名ティモシー(ティム)・ドレイクTim Drake)。パソコンおたく。バットマンと初代および二代目ロビンの正体を見破った頭脳を買われてロビンになる。初代ロビンであるディック・グレイソンのサーカスに、バットマンと共に来ていた。二代目のロビンを失って悲しんでいるバットマンを慰めたのも彼。一時、父親に正体がバレたのをきっかけに引退したこともある。
コスチュームは足を緑のタイツで覆うようになっている。専用のバイク、レッドスター(ティーンタイタンズではRサイクル)をもっている。
母親はヴードゥー教の呪術師ロード・オベアに殺され、父親もブーメランという悪人に、更にはガールフレンドであるステファニー(四代目ロビン)がブラック・マスクに殺されてしまう。このことでショックを受け、現在はバットマンの元を離れ単独行動を取っている。
若手ヒーローチームヤング・ジャスティスにも参加していたが、現在ではヤング・ジャスティスの後継チームであるティーン・タイタンズにリーダーとして所属している。

四代目ロビン [編集]

本名ステファニー・ブラウンStephanie Brown)。ティム(三代目ロビン)の彼女で、元はスポイラー(Spoiler)という名のヒーローであった。スポイラー時代は行動が幼く危険であるとしてバットマンからは活動を慎むように警告されていた。
上記のティムの引退により、念願のロビン役を務めるが、バットマンの指示を無視したことであっけなく解雇された。『War Games』と呼ばれる大ギャング抗争を引き起こしてしまい、自責の念にかられ懸命に事態収拾に走り回るも、ブラック・マスクに撃たれ、後に死亡した。
実は、過去に子供を生んでおり、福祉施設に預けている。

番外編ロビン [編集]

本名キャリー・ケリーCarrie Kelley)。数十年後の戦いを描いた番外編『ダークナイト・リターンズ』に登場。バットマンに助けられたことから手作りの衣装で押しかけパートナーとなる少女。
続編『DK2』では、キャットガールとコスチュームを変えて登場している。