岡本太郎4

自分が何が満ち足りてない。欠落した部分がある。それを求めて渇望はうずいている。
6:00 AM Sep 19th, 2010 縄文時代から
生活にはさまざまの条件がある。ある程度それに順応しなければ生きてゆけない。しかし、順応しながら、一方では純粋に己れをつらぬくことができる。相対的と絶対的の矛盾のなかに、己れを生かしてゆくのがほんとうの人間だよ。
6:00 PM Sep 18th, 2010 縄文時代から
恋の始まりは瞬間でも、つきあいが長引くかどうかは、美醜よりも人間味にかかわる問題だ。
12:00 PM Sep 18th, 2010 縄文時代から
どんなやり手の、凄腕というわれる男でも、惚れた女には甘くて、抜けてるってことがある。反対に、相当したたかな、がっちりした女でも、男に対してはどこか無条件で、優しい。それが異性同士のふれあいの、微妙さじゃないかな。
6:00 AM Sep 18th, 2010 縄文時代から
彼女を助けたいと思うんだったら、そのことに集中すればいい。全身をなげうって。
6:00 PM Sep 17th, 2010 縄文時代から
恋愛に意識して、相手をかばってやろうとか、いたわってやろうというのじゃなく、お互いに“一体”になろうとする気持ちが、優しさなんだ。
12:00 PM Sep 17th, 2010 縄文時代から
下手の方がいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか。
6:00 AM Sep 17th, 2010 縄文時代から
恋愛というのは、お互いに溶け合っているようで、お互いに監視しあっていることなんだ。
6:00 PM Sep 16th, 2010 縄文時代から
人間は精神が広がるときと、とじこもるときが必ずある。強烈にとじこもりがちな人ほど、逆に広がるときがくる。
12:00 PM Sep 16th, 2010 縄文時代から
“美”ってものは、見方次第なんだよ。
6:00 AM Sep 16th, 2010 縄文時代から
ぼくはいつも自分が純粋に感じたこと、考えたことを、理解されようがされまいがダイレクトにぶつける。
6:00 PM Sep 15th, 2010 縄文時代から
血の気のある人間が、この世の中で自分をつらぬこうとしたら、猛烈にヤセがまんするほかない。
12:00 PM Sep 15th, 2010 縄文時代から
まったく無防備な生命。しかし力強く、ありったけの力をこめてオギャアー、オギャアーと泣く。悲しいからではない。嬉しいからでもない。生命が無条件に外に向かってふき出しているのだ。
6:00 PM Sep 14th, 2010 縄文時代から
問題は決して平板ではない。“見せる”と同時に“見せない”という矛盾が、一つの表情の中に内包され、充実していなければならないのだ。
12:00 PM Sep 14th, 2010 縄文時代から
人生は、他人を負かすなんてケチくさい卑小なものじゃない。
6:00 AM Sep 14th, 2010 縄文時代から
子供の頃から私は自分の胸の奥深いところに神聖な火が燃えているという、動かし難い感覚を持っていた。それは誰にも冒させることのできない、絶対的な存在感なのだ。
6:00 PM Sep 13th, 2010 縄文時代から
ほんとうの自分の力だけで創造する、つまり、できあいのものにたよるのではなく、引き出してこなければならないものは、じつは自分自身の精神そのものなのです。
12:00 PM Sep 13th, 2010 縄文時代から
今、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。それがすべてだ。
6:00 AM Sep 13th, 2010 縄文時代から
天空に我あり。
6:00 PM Sep 11th, 2010 縄文時代から
いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこにとびこむんだ。やってごらん。
12:00 PM Sep 11th, 2010 縄文時代から