恋愛至上主義者へ

私は恋愛至上主義者だと宣言する

だから子供は要らない
金も恋愛に必要な分しか要らない

いつまでも恋愛し続ける
相手はいつも変わる
いつでも若い女はいるからいつでも恋愛できる

愛を育てないのかと批判されるが
わたしの恋愛は結局一過的で刹那的だ
持続することなんかできない
私は本当の愛を知らない

愛することができないのは
大波は持続できないのと同じだ
小波になるのは好きじゃない

韓国の女を好きになるなんてと
母親に泣かれた
そんなことでめげる私ではない
いい女に国境はない
二度とないくらいいい女だ

出会ってしまったら
もう最後なのだ
運命である

でも、明日は別の運命が私を出迎えてくれる
さよならをいうのはかなりの苦労だが
それでもいい

仕方がないのだ
傷つけるし傷つくけれど
そんなものだ

生活感はない
所帯じみるのもいやだ
縛られたくない
約束は平気で破る
愛人の目を盗んでさらに恋愛する
その無限運動

親の財産を食いつぶし
しかし本当に食いつぶしたときが
年貢の納め時だ
こうしてブログを書くなら金はかからない

私が愛した女たちは貧乏な私に二度と声をかけない
それでいい
わたしはちょっとだけ女にちやほやされたかった
ただそれだけだ
ちょっとだけ女をいい気持ちにさせたかった
それだけだ

女の運命を変えてしまう
私に変えられてよかったじゃないか

そう思え