緊張感と達成感

こんな説明があった
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スポーツにおけるタフネス、強さというものの意味はなんでしょうか?何がすばらしいスポーツ選手なのでしょうか?それは簡単なことです。
つまり、プレッシャーのもとでも良いプレーができ、良い成績を収められる競技者ということです。
人を支配する心には『あきらめ』『怒り』『びびり』『挑戦』があります。
『あきらめ』『怒り』『びびり』の三つの感情は、そのエネルギーや質はそれぞれ異なっていても、結果にはすべてミスや敗北につながり、『挑戦』だけが、成功や勝利につながります。
選手がひとたび『挑戦』の感情レベルに入ると、それまであれほど嫌がっていたプレッシャーを、むしろ楽しいとさえ言うようになります。
ストレスがまったくない状態を理想と考えている人がよくいますが、ノーストレスでは、成長しません。もちろんオーバーストレスでも、潰れてしまいますが。
ピークパフォーマンスを生み出す理想的な心の状態に入ると、肉体は気持ち良くリラックスしており、同時に精神は非常に深い集中状態にあります。
挑戦状態に入れば、外からみていても躍動感にあふれ輝いています。『楽しい』『笑顔』『リラックス』『集中』『冷静』『燃える』など、最高のパフォーマンスを発揮した人には、体は火のように燃えているのに、額の辺りはなんだかとても涼しくて頭が冴え渡っているということはよくあるのです。
プレッシャーを感じて緊張することは少しも悪いことではありません。一定の緊張感がなければ、体も心も最高度に働いてくれないからです。
問題はそれが過剰になり、びびりにつながってしまうことなのです。
ですから、最初は誰でも嫌がるあの重苦しい緊張感を何度となく体験してみることです。そしてそれをプラスのエネルギーに変えられるようになったときに、プレッシャーが大きければ大きいほど、ワクワク、ドキドキとときめいている自分に気づくことでしょう。
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挑戦する気持ち があれば 同じ困難な状況でも 立ち向かうことができる。