シュルレアリスム展-パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による-

ダリ、マグリット、エルンスト、デ・キリコ、ミロ、タンギー…
シュルレアリスムの殿堂から約170点を一挙公開!
【会期】 2011年2月9日(水)~5月9日(月)
【会場】 国立新美術館(東京・六本木)
 1924年のパリ、アンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム宣言」で始まった20世紀最大の芸術運動「シュルレアリスム」。その膨大なコレクションを誇るパリのポンピドゥーセンターから、絵画、彫刻、オブジェ、素描、写真、映画などの作品約170点に書籍・雑誌などの資料を加えて、現代アートに多大な影響を与えたこの運動の全貌を紹介します。
 よくシュールという言葉を耳にしますが、本展ではこの運動のオリジナリティを重視し、“シュルレアリスム”展という仏語読みのタイトルとしました。人間の無意識の世界を探求することで、日常的な現実を超えた新しい美と真実を発見し、生の変革を実現しようとした世界をつぶさに紹介する、初めての本格的な展覧会をぜひ、お楽しみください。本展を観れば、あなたがいつものように暮らしている世界が違って見えてくるかもしれません。写真は、ルネ ・マグリット 《秘密の分身》 1927年