新薬 ロナセン への態度の違い

おもしろいと思うのだが、
新薬ロナセンへの態度を見ていると
その人についてよく分かるところがある

まずその人は試していないのだから、
自分の感想ではなく他人の感想でものを言っている

実際の開発と治験の仕事をしたのは相模原あたりの先生だから、
そのあたりには治験薬を飲んで、実体験を持つ患者さんがいるが、
その人たちの話をじかに聞いたものではないはずだ。

たとえば、パキシルをはじめとするSSRIについての不安をもらし、
それ以外の薬にしてくださいという人もいて、
それはそれで慎重な態度なのだが、
目の前にいる専門家の意見をどうしてもう少し細かく聞こうとしないのか、不思議だと思う。
この人は何を信じているのか。
何を信じていないのか。

その人の新薬ロナセンやSSRIにたいしての態度を見ていると、
1.その人は何を信じているかが分かる。判断の根拠。
2.その人にとって大切なものは何かが分かる。価値観。
3.思考の癖が分かる。思考経路。
4.人生に影響を与えているのは何か、誰かが分かる。ドミナント・パースン。
5.およそどんな人生を送ってきたか、人生行路が分かる。
6.性格傾向が分かる。
7.ミラーリング回路の発達の程度が分かる。
その他、心理検査用紙よりもたくさんの情報が得られる。