大企業に勤めたいとか
公務員がいいとか
安定志向の志望の動機にはあれこれあると思う
自分を生かす
競争の激しい場所で挑戦したいなどもある
しかし先々までの保障があるという言い方もある
それも道理であるが
それをいっていると
年を取ってますます組織から離れられなくなる
それは大変不自由である
それを不自由と思わないくらい
芯から不自由が身についてしまう
それでいいのか?
意外な展開のない
分かりすぎている人生とは何だろう
まるで共産主義的福祉国家における人生のようではないか
レールがあったら
その外側を歩きたいと思わないか?
スケジュールがあったら
ある日は全部踏み倒したくならないか?
自分にはもっと大切なことがあると
発見してしまう日がありそうだと思わないか?
人生の楽しみはくじを引いてみることだ
賭け金の大小はあるけれど
人生を全部賭けてみるのもいいものだ
それがまともな人生だと私は思う