おごりたかぶった人間というものは、
脳内の回路が他人を蔑むようにできているので、
もうしかたがないともいえる。
それほど、他人を蔑むことによる報酬系は強力である。
自分を高めるにはかなり大変で、
人生の後半になるとますます大変になる。
まじめな人ほど、少しだけ向上するのも、大変な努力を要する。
向上心は苦しいものだ。
他人を貶めて自分が高まったかのように錯覚するのは比較的たやすい。
人生の後半になるとますますこの方法に頼り、報酬系を満足させる。
すっかりみすぼらしい人生にはまり込む。
「バカな民衆」と
「何も知らない素人」がいないと自分を保てない。
自分の話をビデオにとって確認してみたらいい。