バイアグラ入り蟻エキス インターネット規制

中国のバイアグラといわれた蟻エキスに、
実際にバイアグラが混入されていて、
バイアグラは一錠が50ミリグラムであるが、
蟻エキスには55ミリグラム含まれていたと、
米国食品医薬品局(FDA)が報告しているという。

実は詐欺商法で、商品を売るのではなく、
蟻養殖家たちから受け取った保証金の運用を目的にしていたらしい。
中国で重大なネズミ講や投資絡みの詐欺事件は増大しているという。

今回の問題について、
遼寧省政府は養殖家たちによる集団抗議行動を抑制すべく様々な手段を講じ、共産党組織、住民委員会などを通じて養殖家たちに対する慰撫工作を展開するとともに、飛行場、鉄道駅、バスターミナルなどで警戒態勢を取って、10人以上の集団に対して解散を命じる措置を取った。さらに、当局は“蟻力神”関連の報道を規制すると同時に、インターネットにも制限を加え、“蟻力神”関連サイトは12月初旬から中国国内で検索不能の状態に陥った。これ以降、当局発表を除いて、中国のメディアから“蟻力神”に関する自由な報道はすべて消え失せた。
と報告されている。

徹底しているなあ。
カトリックの総本山でも、実はこのような考えではないかと、
昔、ドストエフスキーは書いている。
多分、今でもそう思っているし、手段を探っているだろう。