7086円

9日の東京株式市場で日経平均株価は続落。大引けは前週末比87円07銭(1.21%)安の7086円03銭と2008年10月27日のバブル後安値を下回り、1982年10月6日(6974円35銭)以来、26年5カ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。

日経関係の雑誌では5000円の記事も出ている。
部品や鉄鋼など関連産業からの調達は国内から行われることが多いため、海外生産の自動車であっても、生産減は日本を直撃することになる。

昨年9月から今年2月の第2週までで外国人投資家が日本株を約4兆6000億円売却したが、同じ時期にこれを引き取るように、「約130兆円の運用資産を持つ公的年金を背景にした信託銀行が同額を買っていた」
とのことで、この支えがなくなればどうなるかという問題らしい。

PERは、日本は72倍、ダウは10.7倍、ドイツDAXは9.2倍、英FTSE100も9.2倍。日本株の割高は突出している。PERが72倍という異常値から50倍程度に下がっただけで日経平均は5000円に落ちる。
大手銀行の保有株の含み損転落点は、7200~8300円と言われていて、銀行はすでに危険水準を越えてしまったらしい。

思いっきり悲観的な記事。