郭公 花橘は にほふとも 身をうの花の 垣根忘れな

郭公 花橘は にほふとも 身をうの花の 垣根忘れな  西行
(ほとどぎす はなたちばなは におうとも みをうのはなの かきねわすれな)
ほととぎすは4月は卯の花、5月は橘に宿るという
5月になって橘に移っても、卯の花を忘れないでね
で、ついでに身の憂をかけている
という具合で誠につまらない西行先生の歌である
卯の花を忘れるなと言う説教臭さが嫌なのだろうか
きれいじゃないからだろうか