サハラ砂漠の砂です。
これが!
実物です!
どんな歴史を含んでいるのだろう。
日本の海岸の砂よりはすこし煉瓦色が入っている。
さんご礁の地域ほど白くはない。
一番上の色が実際に一番近い感じ。
とても細かいパウダー。
指を突き立てると、どこまでも入ってしまう感じらしい。
先日テレビで見たサハラ砂漠は、
直径1センチくらいの透明な石英が、
風に吹かれてびゅんびゅんうなっているような様子だった。
ところがこの砂はとても細かい。
グラニュー糖よりはずっと細かい。
抹茶のパウダーくらいに近い。
サハラ砂漠と一言で言っても、
川の上流と下流のように、砂の性質も違うのかもしれない。
サハラ砂漠の地元の人を直接交渉して雇った。
古いトヨタで砂漠を走った。
昼は暑いけど、
夜は寒いくらい。
寝袋を二重にして寝た。
朝起きたら、近くには野生動物の足跡があった。
寝袋を片付けたら、お尻のあたりから、
サソリが二匹、出てきた。逃げていった。
オアシスに着くと、ガイドは突然石鹸を取り出して、
からだを洗い始めた。
仕方がないので、自分も洗った。