何も感じたくないとき仕事に没頭する

確かに忙しくて顔も疲れていたのだろう
事務の人がお疲れですねと声をかけてくれたのに
いえ、全然とか
空気の読めない返事をしていた

駅では疲れていて
エスカレータに乗ったまま動きたくないし
何も考えたくないし
何も食べたくなかった
とりあえず家に到着してやはり何も食べたくないので
やはりこれは疲れているのだと確認できた

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自分が疲れているのかどうか分からないとき、うつである。

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何も考えたくないとき
何も感じたくないとき
仕事に没頭するのが一番いい

そして疲れ切っていれば
その後も何も考えないし何も感じない
そのまま寝てしまう
それが一番いい

それも一つの処世術である
この世は平穏ではないが
この世を一見平穏そうに生きられればそれでもいい

忘れるために働くのだ