という メニューが 昔 あった
○ニーズ である
あの当時 逗子海岸店 の 次は 平塚海岸店 まで ○ニーズは なかった
外で仮眠中だったサーファーで 行列ができていて 7時の開店と同時に 満席と なる
戦場であった
「モーニングメニュー」 の ひとつであったそれは まず ベーコン か ソーセージ を 選び
その後 卵の焼き方を 指定してもらう
残念ながら オーダーコード は 覚えていないが
アップ →目玉焼きのこと
ターンオーバー →目玉焼きの両面焼きのこと
スクランブルエッグ
ポーチドエッグ
ボイルドエッグ
で あったと 記憶する
メニューには 『お好み』 と しか ないので どんな種類があるのか 尋ねられる
目玉焼き か スクランブルエッグ と マニュアル通りに答えるが
それでさえも 黄身が 半熟で などと 細かい注文が入る
その時点で ケチャップ と ソース と マスタード が 要るな などと ぼんやり思いながら
注文を とる
中には 全種類の説明をさせ 注文する人 も いた
メニューにある以上 当たり前だが 戦場時に 細かい注文が入ると 厨房から 怒号が飛んだ
みんな 必死で 殺気 だっていた
厨房 は 大学生 フロア は 高校生 の バイトなのである
あの連帯感 達成感を 凌ぐものは 就職しても 得られることはなかったと信じる
紛れもなく 青い春だったが
社会人として必要なもの 全て を 学ばせていただいた と 感謝している
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