冬富士をハイビジョン画質で見る
すばらしい
わたしのように何事も億劫で体を動かしたくない体質の人間には
本当にありがたい
でもNHKの受信料の使い方として冬富士撮影にどれだけ使っていいかは
多分に問題がある
世界遺産の映像も素晴らしい
今日はウルル
世界の中心で愛を叫ぶ機会はまだない
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サハラ砂漠の岩絵が紹介されていた
キリンが描かれているというので以前から不思議だと思っていた
ギルフ・キビールで岩絵が1万年くらい前に書かれた
当時はサバンナで水もありキリンなどの動物もいて牧畜のようなこともしていたかも知れない
6~7千年前から乾燥が始まる
5500年前には砂漠化
ナイル川のほとりに移り住むようになり5千年前にエジプト文明成立
サハラ砂漠は広さでいうとカナダや中国がすっぽり入るとのこと
岩絵は酸化鉄を含む顔料によって描かれている
様々な人間の動き
スイマーと呼ばれる謎の一群
頭のない、しっぽのある巨大な動物の近くでたくさんの人がスイマーの姿勢を取っているようだ
絵を見ると踊りもあったようで多分歌もあったのだろう
絵は文化の層としてはとても古い部分に属するのだろう
そして個人のレベルで見ると絵を描く能力は1万年前のギルフ・キビールの人々から進歩していない
進歩しているように思えるのは
個人の能力ではなくて文化の蓄積があるからだろう
その文化の蓄積の中でも絵はもっとも古い部分に入りそうだ
脳が原始的な部分から始まって順に上に積み重ねるように進化していったことを考えると
文化も古い層を基盤にして新しい層が付け加えられたものだろう
いま文明の中を生きている人間に
絵を描いてもらうだけで
脳の古い回路を活性化することができるかも知れないのである
その点で絵画療法に魅力を感じる
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ギルフ・キビールの岩絵は腰の描写がないようで
太もも部分が大変太く描かれている
スケート選手とか陸上の選手みたいだ
多産の象徴として
太い腰と乳房が強調されるという文化もあると思うが
男性アスリート的な文化なのだろう