甘やかされた女が変化するとき

若い頃から大事にされて甘やかされて育ってきたのでしょう。
そう言う時、浅薄な経験と極度の依存と、問題解決能力のなさを含意しているようである。

理不尽とも思えること、解決不可能な問題を親に突きつけて、
結局親はあいまいにお金で解決してしまう。
そのようなことが習慣になっていないか。

自分が親になったあとは、夫に対して、親に対してと同じように振る舞い、
言葉の烈しさに辟易した夫は、妻をなるべく刺激しないように過ごすだけの男になる。
独立してはじめた自営業はうまくはいかなかった。
そこで生活費の問題が出てくる。

幸い、男性は女性関係を発展させるタイプではなかった。
ただ長い間金策に走り回っていた。
その期間も、家庭を大切にしない、妻を大切にしない、自分本位な男と烙印を押される。
そのいちいちに抵抗したいが、
もうすべてが面倒だ。

いまの焦点は、子供をめぐる教育観の問題だ。
母はどこまでも背伸びをしろと言い、
父は現実的な対応でいいと言う。
母のほうが言葉数が多くて言葉がきついから、逆らうことはできない。
結局母親の意見の通りになった。
わたしはそのような子育てを望んでいないのだ。
母子の関係でも同じで、
子はすべて面倒になり、母のいう通りにしてしまう。
母親は家では暴君である。

うつになっているのは夫であるが、さて、どうしたものだろう。