うつ病などと言わないで
会社恐怖症といったほうがよほど正確かも知れない
なぜなら会社の玄関の前でだけ恐怖症を発して
自分はうつ病だと言い
家では趣味に熱中しているらしいし
同棲相手と旅行にも行って
話を聞くと家ではさしてうつ状態でもないらしい
場面によってうつ状態になるというのは
昔のうつ病ではなかったことで
ある場面で不調になるというのはむしろ不安症・恐怖症だろう
うつ病とは生活と精神生活の全体を覆い尽くすものであって
部分的なとどまるものは不安症・恐怖症である
そして恐怖の対象がはっきりと上司であると本人が言明しているのであるから
上司恐怖症でいいのではないか
上司が出張で休暇中ならば会社にも行けるらしい
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なんていうのも一面的な話
人間は複雑で難しい