昔、顕微鏡が普及して細菌の発見の時代があった
そのあとはウィルスの発見の時代
免疫病の発見の時代
最近は新しいDNA部位の発見の時代
はげることに関する遺伝子の話とか
将来は細胞内の物質の移動の状況を問題にして病気を論じることもあるだろうと思う
このような発見も
早すぎても遅すぎても
うまくいかない
うまいモデル動物が開発されて
分析機械が安定して動き
予算を上手く取ってきて
部下に仕事を割り振って
時間が経てば誰かに持って行かれる新発見を
鼻の差でかわして一番乗りする
そんな人たちが多い
そうだからこそ次々に追試結果が報告されて
短時間のうちに正しさが検証される
どうせもうすぐできるに決まっているから
できていないけれど、できたと先に言ってしまえばいいという人もいたりして
人間はドラマである