トラピスチヌ女子修道院 函館

鎌倉の古本屋さんで

函館のトラピスチヌ女子修道院の写真集を見つけた
君は
父が函館の出身でと言った

そのとき購入したその本もいまはもうない
君の依頼した破壊者がすべてを捨てた
君は痛みを感じないだろうか
君の心は痛みを感じないだろうか
痛みを感じないほどの人間になっているとしたら
君のために私は祈ろうと思う
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君はずっとキリスト教教育を受けてきたのだから
わたしのためにはいらない
世界の祈りの必要な人に向けて祈りを続けてほしいと思う
汝の敵のために祈れとイエスは言う
いまとなっては敵というよりもわたしは迫害されるものだ
自分が迫害しているもののために祈ることができるものかどうか
試みて欲しい
そのときにもあなたの心に痛みが走らないなら
わたしはあなたのために祈るだけではなくて
涙も流すだろう
神がなぜあなたにそのように仕打ちを与えるのか
わたしにも分からない
迫害されるもののために聖書は天国を用意している
死後の慰めを用意している
しかし迫害するもののために
何を用意しているだろう
豊かだと信じしかし貧しい者
見えると信じしかし盲目である者
わたしは悪いことはしていないのだから天国にいけるのだと素朴に信じている者
まさにあなたのためにイエスは存在するのだ