ぼくの彼女

若者は、自分の好きな女性について、書きました。

ぼくの彼女

ぼくの彼女は、すごくキレイ。

ぼくの彼女は、いつもやさしい。

ぼくの彼女は、ぼくの心をつかんで、離さない。

ぼくはもう、逃げることも、隠れることもできない。

でも、ぼくの彼女は、いつもそばにはいません。

そうなんです、妄想です。

でも、ぼくの心は、彼女から離れることはないのです。

おかしいでしょう?

ぼくが、勝手に好きな女性を、彼女と呼んでいるだけなんです。

だから、妄想です。

でも、ぼくは、妄想でもいいんです。

彼女を、好きなんです、愛しているんです。

もう、どうしようもないんです。

彼女の、幸せを祈りつつ、ぼくのところへ来ることを、待つのみなんです。

彼女の幸せが、ぼくのところにあれば、きっと、彼女は、ぼくのところへ来るで
しょう。

ぼくには、彼女の幸せを祈りながら、日々を過ごす楽しみがあります。