世界の軍事支出

【6月8日 AFP】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(Stockholm International Peace Research Institute、SIPRI)が8日発表した2009年版年鑑によると、08年の世界の軍事支出は、米国によるイラク戦争の影響や、ロシアの世界舞台への復活、そして中国の台頭などから増加し、総額1兆4640億ドル(約144兆円)となった。
 これは、前年比で実質4.0%増、10年前と比較して45%増。世界全体の国内総生産(GDP)の2.4%に相当し、人類1人あたり約217ドルの額となった。
 世界1位は米国で、世界全体の42%を占めた。また、中国は849億ドルで世界全体の6%を占め、初めて世界2位につけた。中国とロシアの軍事費は、過去10年で3倍近い増加となっている。
 上位15か国のうち、1999年以降軍事費が減少したのは日本とドイツのみで、それぞれ1.7%減、11%減だった。(c)AFP/Marc Preel
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どういう意味の数字であるかは
詳細は知らないが
男性ホルモンの結果だろうとは思う
人類は歴史以来一貫して闘争的であったと考えたほうが正しいのかもしれない。
食料を巡り闘い、性行為を巡って闘い、名誉のために闘い、宗教のために闘い、
とにかく何でも闘い、
人類の発展の歴史は武器(科学)と戦闘集団の統制方法(政治)の発展である。
言い方を替えれば、男性ホルモンのレベルの高い個体・集団の選択の歴史である。
ここ数十年の日本のように軍人が目立たない社会は珍しかったと思う。
個人的にはそのような珍しい時代を生きられて幸せだったと思う。
アメリカの核戦略の下にあり、
ずいぶんな犠牲も、基地のある街では行われてきた。
そんなことならば自分で武装しようという気分にもなるはずで
ましてや米国の経済基盤が揺らぎ、軍事基盤も揺らぎ、
相対的に他の大国が成長していくとすれば、
唯一の被爆国だからこそ核武装して、普通の国になる
などというレトリックもありそうだと思う。
三菱重工などは許可さえあれば何でもつくるのではないか。
東芝の原発もどういうものか。
できるならもう少しの間、
軍人さんには目立たないでいて欲しいものだ。
せっかく日本は人類の歴史でも珍しい時期を生きているのだから。
価値ある実験だと思うが、どうだろうか。
実際、戦国時代には日本人同士が国内で消耗戦を闘っていたわけだが、
現代では四国四県で戦争をするということはない。
同じ理屈で、世界から戦争はなくなるはずのものだ。
すべての歴史は戦争の消滅する時代への過渡期であると考えていいはずだ。
だから日本の国家戦略は非常に先進的であると言うことができる。
公共事業としては軍事支出のほうが簡単だけれど
そして実際にはずいぶんな数の自衛官もいるし
アメリカから莫大に無駄に高額な兵器を購入しているわけだが
そして上手く使えないままでいるのだが
そこをなんとかごまかしつつ、主な公共事業として1メートル一億円の高価な道路を造っては壊し、
大変な借金大国になっても、まだ戦争でも起こしてインフレにして帳消しにしようとは考えず、
そんな国もなかなかいいと思うのだ。
戦争をしようとしてもまず石油がない。
燃料電池や太陽電池で戦闘機を飛ばしたりすることはまだ当分難しそうだ。
核エネルギーを推進力とする空母とか潜水艦も
いろいろな原料の入手を考えると簡単ではなさそうだ。
電子チップを自前で設計して作ることもどのくらいできるのか、分からない。
したがって制御系も自前でできるのかどうか分からない。
各部品の製品精度は非常に高いと評価されてきたが、
そのような職人はもう引退するらしい。
できるのは竹槍くらいかもしれない。
精神力の復活のようだ。
いままではじっと我慢して闘わない国を通してきたと思うが、
これからは本当に闘えない国になるのかもしれない。
人口が少なくなり、少子高齢化で戦闘員がいない、
経済も立ちゆかなくなり、戦争するよりも、さっさと平和条約を結んだほうがいいと
考えざるを得ない。
金もない、資源もない、基本特許も握られている、隊員は命令しても勝手なことばかりしている、
第一、闘ったことのない司令官、
どこかの国のミサイルが飛んできて、自国の上空を通過するというとき、
怒って見せたが、土台指揮命令系統もだめで、混乱ばかり、
二重にも三重にも混乱して、そのせいで結局事なきを得たという、いわば奇跡のカミカゼ
情けないとも思うが
平和でいいとも思う
男性ホルモンレベルの低いわたしなどは
戦闘などもってのほか
平和が一番いい