男性ホルモンについて 進化論におけるいじめ

個人と個人の関係でも

片方がいじめて、他人を下敷きなして、
片方がいじめられて、下敷きにされるのは、
いろいろな要因があると思うのだが、
男性ホルモンの差があるのではないかと常々考えてきた
集団の中での位置がどのくらい上昇するかは
いろいろな要因があるように見えて
結局男性ホルモンの程度などが規定しているのではないか
たとえば国家間の問題でも
欧米列強に対して劣位の立場をとらざるを得ないのは
いろいろな要因があるとしても
資源とか歴史とか、それは重要な因子があるのだけれど
結局男性ホルモンの程度が違うのではないかと思ってきた
だって男性ホルモンレベルの高い人たちが
毎日ビーフを食べて
あんなに大きな体で何かしているのだから
とてもかなわないと思ってしまう
現在では正式の場所ではみんなでスーツを着ているのであるが
スーツというものは白人の体に合わせてつくられたもので
日本人が着ても似合わないことも多い
そのあたりからしてすでに負けているのであって
交渉してもろくなことはなく
要するに屈辱的な条件を丸呑みしているのだと思う
男性ホルモンだけというのではないのだが
女性ホルモン各種とか
それらのホルモンの放出を刺激するホルモンとか
そのあたりの一連のシステムが
感覚としては一桁違いくらいに設定されているのではないかと思ってきた
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そんなことはないだろうとの意見もある
第一、女性が社会進出していて、重要にポスト争いで男性有力者に勝利したりする
これは男性ホルモン決定説に対する有力な反証である
ドイツでも東欧でも重要ポストを女性が占めている
日本女性が国連機関で要職を勤め上げた例もある
彼女らは女性ホルモンを武器にしている様子はない
交渉の仕方も思考の実際も特に男性と変わりないようである
英雄色を好むは
男性ホルモン説に有利であるが
色を好むことと男性ホルモンが比例するわけでもない
頭髪と男性ホルモンの関係は言われるし
実際に女性は頭髪の保持がいい
しかしはげていれば社会的に優位かと言えばそうでもないから
男性ホルモン説も怪しい
人間の関係を決めるのは経済でも男性ホルモンでもなく
人徳であるとは
安岡正篤先生などの言いそうなことであるが
先生としても晩年はいろいろとあったわけで
徳とばかり言ってもいられない
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北欧を旅したりすると
女性は大変女性であり
男性は大変男性であり
東南アジアの人種が紛れ込むと何だか中性的で
発達の点でまだ半分子どもなのじゃないかと思われかねない
言葉も不自由だと知能も半分くらいしかないのではないかと思われかねない
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いじめる人間が得をしてそれでいいのかという
反対感情は大いにあるけれど
動物の淘汰というものはそのようにできているので
そのようにひどいことを平気で、または自動的に行い、
食糧を確保し、自分と子孫を守ることができる遺伝子が生き残るのであって、
それ自体は合目的的だと思わないでもない
そのようにして生き残った人たちが
人類の営みを続けていけばいいのであって
わたしなどは全くお呼びでない
だからもう早々に負けを認めて白旗を揚げ続けているのに
もっと負けろというわけで
責め続けてくる
いったい何なのだろう
強い者同士が闘って
それで勝って初めてうれしいのではないか
もう負けたといっているのに
まだまだ勝ちたいとは
意味が分からない
きっとどこか壊れているのだろうと思う
男性ホルモン産生腫瘍でもあるのではないかと疑っている