眠くて仕方がないので
風呂に入る前に一眠りした
目が覚めると
妙に世界がしんとしている
世界を斜め上から見下ろしている風で
時間軸も目に見える感じだった
たった一度しかないこの人生を
いったいどんなに無駄に生きているのだろうと
思い至った
どのように生きようと許されている
諦めているのは自分の心のゆえだ
みんながそのまんまでとてつもなく凡庸に生きているのは
それは各人の勝手である
しかし何もわたしがつきあう必要もない
たとえばニーチェを読んで覚醒したときの感覚
このまんまの人生はいやだ
この平面上でどんなに横に揺れてみてもやはりいやなのだ
わたしは
垂直方向に動きたいのだ
Be realistic,try impossible.