男は戦争だ 自己実現と自己消滅

男の子って、母親に育てられて、男は戦争だと教えられなくても、

自然に戦争を始めるから不思議だ。
貧乏で仕事がなくて遊びもないと
猛烈に戦争がしたくなる
男はそのようにできている
いまでもゲームの世界で戦争をしている
戦争を回避するには
金儲けと恋愛である
人間を
現実主義者
夢想家
批評家
と分けると
現実主義者は金儲け、
夢想家は恋愛、
批評家は酒を飲んで新聞ネタを喋っている、あるいはネットでブログを書いている
金儲けも恋愛も酒場もないとなると
戦争をしたくなる
そんな意味で貧乏が戦争の下地になる
反戦家は
戦争よりも合理的な金儲けを提案すれば反戦を実現できる
しかし
戦争くらい合理的な金儲けは少ないのだ
ほとんど人類の本能の一部である
欲しいものがあったら
その所有者を殺して自分のものにするのだ
本当に愚かなことだけれど
それを繰り返して
生き残ってきたのが現在生きている我々なのだ
殺される遺伝子ではなく、殺す遺伝子である。
そんな遺伝子に反戦平和を語っても道は遠い
(遠いけれど続けるべきだとは思う)
戦争遺伝子を平和遺伝子に改良する方法でも考えた方が早道だろう
反戦平和運動家というものがいてそれを商売にしている
本当に戦争がなくなって平和になったら商売あがったりなので
彼らにとっては緊張持続状態が一番都合がいいのだが
口では反戦平和を言う
そこに矛盾がある
彼らの自己実現は自己消滅である
文化人類学で
交易の貢ぎ物として女性が交換されて
その結果として新しい遺伝子や習慣・文化が伝わるといわれる。
一方で女性も当然、相手を殺すし、盗みもする。
所有者であり所有物でもあるという、男性にはない特殊な立場である。