セックスにおける一体感-追記

セックスにおける一体感はなかなか難しくて最初のうちはだんだん一体感に向かいしかし意外に早くピークが来てあとは平衡状態になる
平衡状態になると伸びてきた爪を切るくらいの感覚しかなくなる
無ければ不自由だけれどあっても当たり前という感じありがたさがない
精神的一体感とか霊的一体感とか人生の目標の一致、価値観の一致などが、肉体的一致の延長にあるのだけれどなかなか一致などするものではない
特にお互い年をとっていると価値観の受け入れとか訂正は難しくなるもので自分はこう生きてきたという自信の方が大きくなってお互いに教育し合ったりすることなどはだんだん難しくなる
しかしながらこの教育しやすさ、可変性のきっかけとなるのがセックスでもあり男と女だと思う
個人的には教育しやすさ、可変性は女性ホルモンと関係していると思うのだが検証はされていない
*****というようなことを思ったのだが急速に飽和する一体感と感じていたのは男性の側だけらしくて女性の側は肉体的にも精神的にもほとんど一体感などなくて生活だけあればいいと言う人も何人かいたただ男性の事情につきあっているだけという面もあるらしい
セックスが好きというのは女性の場合はむしろ多くないかもしれない家庭環境とか学歴とか友人とか多少影響するかもしれない
「無ければ不自由だけれどあっても当たり前という感じありがたさがない」なんて書いたけれど、「あるだけ迷惑、風俗でも浮気でも行ってしまえ」「自分勝手で、ただ痛いだけ」「ただ病気をうつされただけ、いいこと何もない」「あの人は大きいのが自慢だけど、痛いだけ」「いくって言ってあげないと満足しないのは、やっぱり幼稚」くらいのこともあるらしい
このあたりは嫉妬が強くて独占欲の強い人もいるし性的サービスから解放されたいと思う人もいるらしい
女性であることも結構大変なことで大部分が辛抱なのだと言っていたいつもの夫とのいつもの行為に濡れる人なんているのかなとか
サービスすることが仕事である人だからプライベートでまでサービスするのはかなわないという考えも分かる
早くいってくれればいいとそれだけを考えているとのことなんてかわいそうなことだろう
いったふりの演技もだんだんうまくなるのだとのことこんなに感じていますあなたはすごい!こんなにも早くいかされてしまいますと誘導して内心は早くすませたいのだと言っていた
一体感とか一致とか、そのようなものは大部分幻想のようで、その幻想の続いているうちに子どもが出来れば種の保存としてはそれでいいらしい
たとえば赤ん坊は母親の乳首の快感を考慮して母乳をグビグビ飲んでいるのではないし、母親は一面ではむずむずしてオッパイが張ってきてオッパイをあげたくなる面もあるので、赤ん坊の事情だけを考えているのでもない。結果としては幸福な一致が生じて、ほ乳が成立する。
この例は間違いかもしれないが、男女の場合でも、お互いに相当勘違いしているのだけれど、結果的にそれでうまくいってしまうということがあるのではないかと思う。
二人とも独自に勘違いしていてその結果、うまく有楽町の東急ハンズのはがき売り場の前で逢えたとか、そんな感じ。
片方は冷たいものが欲しくて片方は甘いものが欲しくて結果としてアイスクリームで一致しているけれど欲望の中身は全然違うとか。
そのとき欲望の中身の一致まで要求してしまうと女性は、そういった男性の幻想につきあいきれない。
性欲のことについても個人差はとても大きいようで一般化も難しいと思う。
フロイトが性欲に関して言い始めてから人間の精神にとって一貫して大切な項目なのだけれどプライベートな領域なのでなかなか比較も出来ない
小説とか映像とかおおむね男性の性欲に合わせて男性が作ったもので男性は納得するけれど女性は、男性がそのようなものを見て楽しいことの意味が分からないこともあるらしい
あのオッパイは作り物だしあの表情は演技だしそんなのみえみえなのにどうして何が楽しいのか?
プロレスを見て興奮しているようなものか?とのご意見大相撲と同じとの意見もあり。
漫画と映像がファンタジーだとはっきり分かっていない人もいるみたいとはプロの人の話プロだからつきあうしむしろ相手のことが分かりやすいとも言っていたややこしいファンタジーよりも処理しやすいらしい
そのような男性の欲望とシンクロして欲望している女性もありそれは様々に幅があるのだけれど
妻の映像を撮影して一人で部屋にこもってしまうという夫もいてそれに対して簡単でいいという妻がいるたぶんそれは許せないという人もいるのだろう
アメリカではオーガスムへのほとんど強迫的な欲求があるかのように表現されているが真に受けるのはちょっと頭が悪いかもしれない
わたしは潮を吹くけれど快感とは全然関係がないとも言う
いや、それとも、ほんとうに、幸福な性生活を皆さん送っているのか、そのあたりはよく分からない
本当はわたしも北欧で幸せになりたいものだと思っている
*****こうしてみてくるとフロイトの頃とは明らかに異なる精神・性的環境が発生しているのであって、この事情を科学する必要があると感じる
*****女性は全く何も感じていなくても妊娠するのだからそれでいいのであって、男性は少なくとも射精まで終わらないと妊娠しないのだからそこまでは必要だ、進化論はそれだけを要請している。
ただそのような男性の遺伝子が半分女性にも混じるわけで多少はセックスでハッピーいっぱいの傾向の女性も存在すると思う
*****お願いとしては男性は女性に痛くないようにして欲しいとのことでした