タクシー売上高、東京13%減 7月の1日1台当たり
企業などのタクシー離れが続いている。関東運輸局によると、東京地区(23区と武蔵野市、三鷹市)の7月の平均売上高(1日1台当たり)は4万1295円と前年同月比で13%減った。売上高の前年割れは23カ月連続、2ケタ減は9カ月連続。法人が利用を控える動きが続いているうえ、7月は例年に比べて気温が低い日が多かったことも影響した。事業者によると、8月以降も厳しい状況に変化はないという。
都内大手の日本交通(東京・品川)は、売り上げが前年同月比で1割程度減った。同社では「法人利用が回復せず、底打ち感はない」とみる。帝都自動車交通(東京・江東)は「夏場は気温が高いと短距離の利用が増えるが、今年は悪天候が多かったことも響いた」と話している。
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