今來むと
いふ言の葉も
かれゆくに
夜な夜な露の
何に置くらむ
和泉式部
今来るっていったのに
きみの言葉は萎れちゃう
夜ごとの涙は夜露になっても
宿る葉もない
これは来るって言って来ないのは女で
泣いているのは男らしいです
言の葉という葉に涙という露が宿るのに
嘘つきのあなたの言の葉は枯れてしまうから
わたしの涙は夜露となっても宿る葉もない
という大変きれいな歌
男と女が混乱しているような気がするが
よく分からない