人の集まる場所でのインフルエンザ対策はなかなか難しい
手の消毒ができるように消毒液のポンプを置く
マスクの配布
これは対策として当然で申し分ないが
当然これで充分ではないし
第一電車で通勤していて
子供が学校に行っていれば
だいたいは何をしていてもアウトだと思う
うつす側と
うつされる側がいて
片方だけが気をつけてもダメ
そして「常時」気をつけていなくてはダメ
それって、無理でしょう
電車で隣に立った人がどんな状態なのか分からないわけだし
すると、手術室の外科医のような生活になる
または解剖学教室のお医者さん
わたしは個人的にはそれが可能だし
そのように生活している人を何人も知っているが
一般には難しいと思う
常時アルコール消毒ができる環境で
他人が手を触れる可能性がある物に手を触れないし、
手を触れる必要があるときには徹底的に使い捨て手袋をする
知人の一人は解剖学者だからそんなこともできる
消毒魔である
新しい雑誌を買ってきて読むときに
その人は使い捨て手袋をしているのだから
普通ではない
でも雑誌が運ばれてきてその人が買って手にしているということは
何人かの手に触れたはずであり
だれかがその雑誌の前でくしゃみをしてつばを飛ばしたかもしれない
だから当然手袋である
コンビニで買い物をしてポリ袋を受け取るが
当然ポリ袋を裏返して使う
外側は他人が手を触れた可能性があるから
自分が手を触れてはいけないからだ
家に帰ってからポリ袋を捨てて
内容物はアルコールを噴霧して消毒する
その人は個室にしか存在したがらない
他人が吐いた直後の空気を吸うことを嫌う
共同のトイレは絶対使わない
家族とも共有しない個人トイレのみを使う
移動は全部自動車で
当然誰も乗せない
そのくらいしないと防止できないのも理屈だと思う
当然、無理
どうせかかるのだから
免疫力を高めて乗り切ろうと考えた方がいいとは思うが
万人がそれでのり切れるものでもない
だから難しい
規則正しい生活
よく寝て
よく食べて
よく笑い
運動もして代謝をよくして
免疫力を高め
糖尿病とか胃炎とか別の病気がインフルエンザの応援にならないようにする
こんなところが個人的に可能な予防だろうと思う
もっと厳重にするならば
個人的にアルコールを持ち歩き、手を消毒する
マスクは長時間使わずに使い捨てにする
公共の交通機関は使わずに車で個人的に移動する
タクシーはもちろんダメ、怪しすぎる
他人と長時間一緒にいる閉鎖された場所は避ける
たとえば学校、映画館、デパート、もちろん、電車、バス。
学校に行かないからと家庭教師はダメ
消毒済みの本かテレビやネットの講座
使い捨ての手袋をする(といってもとても目立つので普通は無理だ)。
免疫力を高めることをいつも念頭に置き
血液循環の悪くなることは回避する
冷え性は禁物であるからできるだけ暖かくして運動もする
個人的には生姜(しょうが)やニンニクが好きだ
ビタミン剤一般も効果がある
禁煙については気道感染症なのだから
因果関係が分かりやすいけれど
まだまだたばこを吸っている人がいる
気道粘膜をたばこの煙が通り血管を収縮させ血行が悪くなり
粘膜部の免疫活性を低下させてしまうという説明は分かりやすいと思う
アルコールについてはよほど純度が高ければ消毒にはなるけれど
酔っぱらってうっかりそこらで眠り、風邪をひいたりすると
インフルエンザへの強力な引き金になる
裸で寝たりしちゃ、だめ
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よほどの例外だが
マンションの部屋の前で全部衣服を脱いで
部屋には裸で入り、まっすぐシャワーを浴びるという人がいる
衣類はきちんとたたんで
下着は全部見えない部分に隠すので
近所の人も慣れたらしいが
もちろんおすすめはできない