インフルエンザ対策雑感-2

インフルエンザ対策としてはマスクがあるけれど一日マスクをしていて自分の部屋で部屋の空気をマスクなしで平気で吸っていて良いものだろうか寝ている時間が6-7時間として部屋中の空気を吸い込んでしまいそうだが果たして大丈夫だろうか
室内の除菌と加湿を一度にやってくれる機械もあるがどちらかといえば加湿の方が信用できる除菌というものは一体どの程度効いているものか効果の判定が難しいしばしば「当社比」のデータであったりする
加湿の方がよほど大切で個体の免疫機能を重視した方がいいというのがわたしの説である
あまりきれいでない言葉で申し訳ないのだが一日の終わりにハナアナをいじりハナソクを発見することがあるだろうそのときそれは湿っているか乾燥しているか乾燥していたら生活環境全体の見直しが必要であるまた朝起きたときの鼻の中の具合はどうかそれも確認したほうがいい
乾燥しているとやはりインフルエンザ・ウィルスは増殖しやすい
この夏はあまり暑くなかったわけだが同時に非常に湿度が高くて天気予報でもいろいろに言われていた
インフルエンザ・ウィルスの場合、相対湿度ではなくて絶対湿度とかの論文もあるがそれも参考にするとして自分の鼻の中と喉のあたりの感想の具合を気にして欲しい
乾燥していたら積極的に加湿しよう乾燥していると局所の血行が足りなくなり湿り気が足りなくなる血行が悪いので免疫防御も手薄になり感染しやすくなる
ーーここのところは微妙なのだけれど個体の適応度が低下すると感染しやすくなり遺伝子に変異が発生しやすくなり進化放散の契機になるというメカニズムが考えられるこの話はまた別にしよう
ーー粘膜が乾燥していると傷がついて感染が発生しやすい目でもそうだし、口でも、性器でも、粘膜部は乾燥すると不具合が起きやすい。
部屋に加湿器をおくのはとてもいい
また神経が緊張したときには「喉がからからになる」ことも参考になる不安、緊張、うつのときには粘膜部が乾燥しやすい。だから不安、緊張、うつの対策をしたほうがいい。
自信がなくて不安でおどおどしている人は感染しやすくて結局また自信をなくして不安になるこの悪循環を断ち切る必要がある
ーー鼻をいじることで思い出したが人には癖があり何かというと手を鼻に持って行く人や手を口に当てる人はインフルエンザ・ウィルスに感染しやすい人である
自分の癖はなかなか分からないから試しに薄い手袋をして手袋に小麦粉のようなパウダーをまぶしておくといい一日過ごして自分が鼻や口、目などの粘膜部にどれだけ触れているか分かる分かるというか、多分途中で手袋を外してしまうだろう
ーーわたしは清潔強迫系で、しかも知人や先輩にも強迫系が多いこの人たちの特徴は思考が体系的(システマティック)で物事を整理する癖があることだ
わたしの机の上は雑然としているがそれは他人から見て雑然としているだけで自分としては時系列にきちんと積み上げてあるのでいつ頃の何というキーできちんと探し出せる
諸先輩はもちろんもっと整理癖が進行していてコンピュータで検索を試みるよりも早く答えが見つかるようだだいたいは日本図書館分類のような分類が根本にあり、その下に各項目があり、諸作者名があり、時系列がある。
現在のコンピュータの原始的な検索レベルもかなり驚きなのだけれど諸先輩方のクリエイティブな検索に比較するとあまりにもプリミティブである
「ああ、似たのがあるよ」と言って、出してくれるデータや論文は、キーワード検索としては全くヒットしないが、実に参考になるものであったりする。このあたりが人の知的能力であり想像力になっているのだろうと思う。アイディアの類型の検索である。
ーーものが捨てられないのもこの人たちの特徴である。時系列にいろいろな物を保存していて、たいていは奥さんがヒステリーを起こして捨ててしまうか、ある人は自宅の地下室に図書館のような書庫を持っていて、そこに自分のコレクションをぎっしりと並べている。もちろん並べ方はその人の頭の中身に沿っているので他人にはよく分からない。
物品の収拾よりも、本や論文の収集が多い。インデックスをつけて、カード型データベースを作る。しかしデータベースで番号を見つけるよりも、たいていは早く手に取っている。
脳内の秩序を外在化して脳の負担を軽減しているらしい。
ーーこのような人たちがお勉強ができるのは当然であるが性格の結果だと言えなくもない好きで勉強して分類して整理してしまうのだがそれをやめなさいといってもやめられない勉強はたいてい褒められるもので、やめろといわれないのでとても幸せな環境になるそれがたとえクラゲの研究であってもだ
しかしやっていることは強迫症状の展開であるそれが社会に肯定されているというだけである
彼らの好きな音楽はバッハである
彼らの部屋がきれいなわけではない彼らなりの秩序に厳密に従っているのであるだからやたらに掃除をしたりはしない
このあたりはほこりが嫌いだとか落ちている髪の毛が嫌いだとかとはかなり違う
知識の本質の秩序が問題でそこに関して強迫的であるたとえば食事を食べている皿についてはあまり清潔でない場合も多くある
ーー皿と言えば、レストランで食事をする気になるだろうか。厨房で誰が何をしているのか、わからない。皿を運んできたウエイターは手袋をしていない食事の説明をしてべらべら喋ってつばを飛ばしている部屋は通気性が悪く 話が漏れないようになっているがウィルスもこもる
ワイングラスに口をつけるがそこは清潔かわたしはワインは飲まないからいいけれどそれでも水やお茶は飲むのでそこも怪しい
ーー東京周辺で言えばたとえば都内での生活と三浦半島のホテルでの生活では緑がたくさんで乗馬教室があるやはり鼻の中がずいぶん違う
東京の空気は排気ガスとかビルの排ガスとか人間からの放出物とかいろいろな物の総合物だろうけれどそれをせっせと吸い込んで人間の肺で空気を浄化しているのだ。ご苦労様な東京人である。