Cell TV 東芝テレビの優位を感じる

横4,000ドット、縦2,000ドット級の4Kパネル搭載モデル
HDコンテンツを超解像処理により4Kへ変換
56型/3,840×2,160ドットの4Kモデルと、55型/1,920×1,080ドットの2モデルを展示
4Kモデルのパネル解像度はフルHDのちょうど4枚分となる3,840×2,160ドット
超解像処理のために、REGZA ZH/ZV7000などで搭載している超解像LSIを4基搭載し、それらをCellで制御している。PLYASTATION 3に搭載されているLSI「Cell」を利用する。Cellの利用が広がれば日本の技術の発展が展望できるようになる。
超解像技術に加え、LEDバックライトと部分駆動技術による高コントラスト化などもアピール。コントラストは100万:1を実現するという。また、ネット動画用の超解像処理のデモも実施。約480×320ドットのネットダウンロード動画に超解像処理を行ない、フルHDパネルで、自然に再生できるという点もアピールしていくという。この処理には、超解像LSIではなくCellを用いるため、1回ではなく3回の再構成処理が行なわれ、より精度の高い超解像化を実現する。
「新・レゾリューションプラス」進化点は「1,920×1,080ドット変換された低解像コンテンツ」に超解像処理が行なわれる
ーーーしばらく前からアナウンスされていた項目が徐々に商品化されている
東芝製品に未来を感じる
Cell は実際、待ち遠しい
ーーインタビューで社長は
PS3にも搭載している高性能CPUである「Cell」を搭載したREGZAについては、「“Cell REGZAの導入を見合わせます”ということはなくて、第4四半期の10~12月に間違いなく市場導入する。東芝の持っている映像、ストレージ、ネットワーク技術を全部終結した、本当の意味での東芝のフラッグシップモデル。必ず年内に導入する」と明言した。

 「REGZAでありながら、REGZAを超える究極のテレビ」とそのコンセプトを説明。「映画館で見るよりも、さらなる感動を覚える。映画を見る楽しさ、喜びを追求した、究極のエンターテインメントマシーン。カラーテレビをはじめて見たときの衝撃を超える」とアピールした。

 発表時のスライドでは、大型のヒートシンクに覆われたCellと思われるCPUを備えた基板や、金属風のフレーム、大口径のスピーカーユニットなどの一部パーツを明らかにしている。

 具体的な仕様や価格については、「もう一度、ご案内する機会があるのでその時に詳しく説明するが、今のところ“かなり高い”とだけ申し上げておきたい」と語った。

部長は

Cell REGZAを筆頭に2009年下期は、REGZA第2章の幕開け。国内テレビ市場トップブランドを目指す

東芝DM社TV技師長は

「Cell REGZAは、REGZA史上最高の高画質技術、ストレージ技術などの、東芝の全ての技術を盛り込み、お客様の期待値を超えたテレビにする。このCell REGZAで培った技術、“DNA”を、順次REGZAに搭載することで商品力を強化していく」と技術戦略を説明。「2008年に投入した超解像技術はCell REGZAのDNAを最初にREGZA落とし込んだ事例」とする。

ーー
パイオニアのクロは話題になったけれど
それ以上のような印象である