そういえば西洋ではハーブも単剤投与が原則ですねと
いわれて
そういえばそうかなと思った
それが西洋の伝統の思考であるというらしい
しかしどうだろう
錬金術の時代とか
物語に出てくる魔法使いのおばあさんが調合して作る、お姫様を眠らせる薬とかは
いろいろな物を「調合」して作るような気がする
科学はそれらを「インチキ」だと否定して、
単一の原因に作用する純粋な物質を求め、その結果として「単剤投与」するのである
そんな歴史的経緯がある
原因も分かっていないのに
「単剤投与が原則だ」などと
どうして言えるのだろうか
教えて欲しい
自分の子どもが原因不明の病気になったときに
単剤投与で経過を見ることができるだろうかとも思う
原因の探求は別として
とりあえず急場をしのぎたいと思わないだろうか
ーー
話を元に戻して
ハーブも単剤投与というけれど
一種類のハーブは別段純粋な物質でもない
すでに多種の物質の混成である
採集された時期や場所、保存方法によってもかなりの違いがある
そんなことも別に気にならないという人たちが
ハーブも単剤とか言うらしい