あまりにも明らかすぎる郵政天下りで
財務省「偉い」人事なのだが
分かりやすいと言えば分かりやすい
普通に考えれば
民主党は財務相の天下り人事を許すはずはない
しかし、それを許して亀井大臣と鳩山総理がむしろ強弁しているのは
財務省から民主党へのしかるべきプレゼントがあったと
考えられる
そしてたぶん民主党はそのプレゼントを自分のものにはしないだろう
国民のために使うだろう
そのプレゼントと引き替えならば
郵政天下りくらいは仕方がないと決めたのだろう
ーー
今回の郵政人事は再国営化だとか
財政投融資資金の復活だとか言われているが
郵貯資金をアメリカにプレゼントしたり、オリオリオリにプレゼントしたりするのと
どちらがいいかも
考えてしまう
ーー
なぜ財務省は強引なことをして
民主党にも無理な弁護を依頼して取引をして
あからさまな天下りをする必要があったのか
そこが分かりにくい
陰からの支配が効かなくなってきている現状があるらしい
法律を変えられてしまったらどうにもならない
予算編成権を剥奪されたらいよいよどうにもならない
人事で世間から批判を浴びて
それに対して民主党が弁護するように仕向け
そうすると小沢系と藤井・鳩山・亀井系の分断を謀ることができる
予算編成権を巡っての
小沢対財務省の対立と診断する人もある
このあたりが原理主義者小沢の弱いところでもあるのだろう
逆に強いところでもある
難しいものだと
その人はいうがほら話なのだろう
ーーー
小沢が財務省に恩を売って、官僚が小沢の側にいた方が得だと思わせる
そのための人事だという意見もある
小沢の官僚取り込み策であるという
行政刷新会議は新人ではだめ、ベテランに差し替えとの一件も、
新人では役所の言いなりだからだめとの理由で、反官僚なのか、
新人は呼吸が分からないから、本当に反官僚をやってしまう可能性があり、
結局官僚の言うことを聞くベテラン議員を立てるという親官僚なのか、
よく分からないところもある。