転職

お仕事が大変、会社がよくない、上司がよくない、部下がよくない、同僚がよくない、クライアントがよくない、

いろんな事情で転職活動が始まります
わたしはその経過を逐一聞いています
転職支援会社の実態については
利用者さんからも聞くし
転職支援会社の内部の人からも聞くことがあります
流動性の高い職場はITですが
IT以外でも最初から派遣枠で決めているところがあり
それは流動性が高い枠になります
長く勤めることの経済的なメリットがありませんから
一休みして雇用保険をもらいつつ次を探すという例もあります
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転職支援会社の最大手はリクルートさんです
リクルートさんの職員はなかなか優秀です
仕事のノウハウをどんどん身につけていく風土ができあがっています
リクルートさんで紹介や派遣される人は数が多いので
さまざまです
業界No1は紛れもない事実でやはりそれに応じたノウハウがあります
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DODAは株式会社インテリジェンス、ここも数は多いですね
アデコ
テンプスタッフ
ヒューマンリソシア
パソナさんも大手ですが、派遣と転職と両方やっていますので、なんとなく派遣を重視している感じはするんですが、単に偶然の主観かもしれません
アイアムは実はよく知りませんが、ビデオ履歴書みたいなこともやってるようです
テレビ電話の時代ですから当然かもしれません
事務作業能力よりも他者に対するアピール能力が欲しい会社も多いわけですし
シゴトインの匿名スカウトという方法もおもしろいですね。現在の勤務先非公開、匿名、で探すんだそうです。よく分からない。エージェントが会社と応募者を見て、ぴんと来たら、という感じなのかな。
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特別なところだと、「あの人をスカウトして欲しい」というオーダーを受け付けるところがあります。
そこまではっきりしていたら、社長が、お願いすればいいようなものですが、やはり段取りがあるらしい。
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業界によっても、さまざま。
医療業界だと、たとえば看護師。転職サイトは山のようにあり、病院も看護師さんも複数登録していて、
わけが分からない。
給料決定は、公立に近いところほど、過去の勤務実績や資格が大切。私立になって規模が小さいほど、
経歴は重視されなくなる。
地域の大病院は限られているのが普通で、話を聞いていると、有資格者は
県立病院、市立病院、私立大病院をぐるぐる回っていたりする。
自分がやめるときには後輩に譲ったりなど。
だから、そんなに流動性が高くない感じもないでもない。
また、自分で看護学校を持っていれば、そこから毎年供給があるので、外部からの供給はあまり必要ない感じもある。
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医療・福祉分野ではお勉強と就職をセットにする商売が多い。
お勉強して、試験に合格したら、就職のお世話をしてあげますと
宣伝するが、最終的にお世話してもらった施設は通勤片道2時間半だったり、
そのほかいろいろ、実質、無理な話も少なくない。
世の中は 甘くない。
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お勉強して合格することも大事だけれど、
それは一応のふるいである
それはできることが前提で
転職会社には会社には別ないろいろも伝えている
私の経験では
転職会社の営業担当者はとても有能で感じがいいのでその人を
スカウトしたいと思ったが
もちろんダメだった
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何ができるか、何を考えているかということと、
それをプレゼンテーションできる能力は別だと思う
自分で自分を上手にアピールできる人には転職支援会社も必要ないと思う
しかし転職支援会社が間に入ることで
アピールは下手だけれど実力のある人が報われる場面があると思う