年末に近くなりテレビでは今年を回顧する番組も多くなっている
スポーツ界でも不屈のアスリートたちと題して
それぞれの直面した困難に屈することなく努力し続けているスポーツ界の人たちを紹介していた
クルム伊達はそのひとりだ
栄光に包まれて一度引退して年齢と戦いながらの復帰
しかも世界で戦っている
肉体的な衰えはあり
しかも世界のテニスはスピードとパワー全盛である
そんな中でどのようなモチベーションを持って立ち向かうことができるのだろう
20代の頃よりも困難は大きい
しかし挑戦したい
その志はどこから生まれているのだろう
ーー
世の中には
否応なしに頑張らざるを得ない人たちがたくさんいる
家のローンのため、子どもの教育費のため、家族の医療費のため、
また、後輩のため、先輩のため、家族・同胞のため、様々である。
クルム伊達のように
回避も可能だけれど自分で進んで向かう困難ではない
しかし
困難に挑戦する点では同じである
若い頃よりもずっと工夫が必要だし
ずっと気力が必要だ
クルム伊達に学ぼうという人は少なくないはずだ
ーー
思うに
脳の回路に
栄光の記憶がある場合
相当がんばりはきくだろうと思う
とてつもない感動の記憶は人を動かすだろう