最低賃金を時給1000円とすると、
8時間で20日働いたとして16万円。
税金や年金、健康保険、雇用保険などなどを天引きされて、
14万円弱になる。
生活保護よりも少しいい程度に設定しようということらしい。
正社員で着々と仕事のスキルを積み立てて、
時給が上がっていくならまだ希望がある。
しかしいつまでたっても熟練者とみなされず、
時給が上がらない社会になっている。
そうすると、黙っていれば、所得税は伸びない。
仕方がないから消費税を上げたいが、
消費税を上げても、切り詰めるだけではないだろうか。
今年度は大企業が正社員採用を増やしているようだ。
しかし定着しないらしい。
3年で3割やめるといわれるが、
1年で16パーセントくらいやめるらしい。
やめた人は履歴書が美しくなくなり、
次の就職のときに何か説明しなくてはならない。
3年は続けなさいと親に言われたりしている。
続けられない人は
なんとなく給料が上がらず、
ぎりぎりの生活を続けるようになる。
ぎりぎりの生活といえば、
識字率の問題も出てきているらしい。
教育が行き届かず、
生活能力を獲得しないうちに、
早期に結婚出産してしまう。
それが何世代か続いてしまう。
子供を抱えて教育もできないうちに、
また子供を産んでしまうらしい。
それは日本?