日本にある米軍基地に勤めている米軍兵士が犯罪を犯した場合に
日米地位協定によって米国の法律によって米国の司法権によって裁かれる
殺人や強姦などの凶悪犯の場合には
日本側に身柄を引き渡すが
それ以外では身柄も引き渡さない
アメリカとしては世界中にある法制度が未発達で宗教も違う国にいて
その国の法律で裁かれていたのではたまらないということはあるだろう
しかし日本は、牛肉を食べたら死刑とか、そんなことを要求しているのではない
理性と良心に照らして米国人はどう考えているのか
米議会はどう考えているのか
むしろアメリカ側がどんな理屈で日米地位協定を合理化しているのか知りたいと思う
日本だけ特別とは行かないということらしいのだが
それは形式的なことであって
礼拝しないから死刑とか
なとんかの神様を侮辱したから死刑とか
そんなことを言っているのではない
ただ強盗とか強姦とかひき逃げとか
地域の住民が安心して暮らせない状況はおかしいというだけなのだ
ーー
そこから考えると
そんなにも粗悪な米兵がなぜ成立するのか考える必要がある
そして米兵が戦闘から帰国して苦しめられるPTSD
それでもなお徴兵志願する若者
そして女性まで
日米地位協定という窓を通して
世界の闘争と米国内の現実が見えてくる気がする