汝自身を愛するように汝の隣人を愛せよ
どう解釈するか、
なかなか難しいところもある。
単純に考えれば、
最高にいい言葉。
複雑に考えると、どんどん難しくなる。
簡単にいうと
深く考えるほど
愛は不可能であるという結論に近づいてしまう。
でも、そうじゃない、不可能だけれど、目標として生きることはできる、
そのせいで損もするし、傷付きもする、それでも、これが目標なんだという、
いい言葉だ。
この言葉を目標にして100回損しても
1回報われればそれでいいような気もする。
人間と世界に対する誠実な態度で
一度報われているような気がする。
あとはおまけのような気がする。
しかしそれだといい人から順に死んでいってしまう。
杓子定規にそうしろというのじゃなくて
そういうことを根本的な気持ちとして生きなさいということで
そこの加減が難しい
状況倫理とかいいます
道徳的判断において、遵法主義でもなく反律法主義でもなく「愛」を原理にした状況主義的な決断を説く。世界的反響を呼んだ神学的ベストセラー。
時間がないと読めませんが。
神の痛みの神学 北森嘉蔵 などもあります。
一生に一度は読んでおきたいものです。私たちの痛みを自分の痛みとして痛く感じてくれる神様だということです。
など