「遠くの国へはこんでくれるという点で どんな軍艦も本にはかなわない」 エミリー・ディキンソン

エミリー・ディキンソンは詩人で

小説また映画「ソフィーの選択」で取り上げられていた
信仰と天啓にあふれた詩人

「赤毛のアン」で有名なL.M.Montgomeryの晩年の作品に
"PAT OF SILVER BUSH"と"MISTRESS PAT" がある。
「銀の森のパット」と「パットお嬢さん」という邦訳がある。

何もかもが目まぐるしく変わっていく時代の中にあって、変わらないものを愛し続けるパット
という評があり
知人は
少女時代に読んだモンゴメリの銀の森のパット
のような、お家の雰囲気に憧れていました。
笑いが溢れていて、犬がいて四季の変化のある所がいいですね。
と語る

人の親になって
子どもに一生の土台になるような本を紹介したり一緒に読んだりするのは
楽しいものだろうと想像する

信頼にあふれ、笑いにあふれる家が
どのようにして可能なのか
現代はそれも課題の一つとなっている

ーー
人間が生きていると
他人の言動は
完全に信頼できるものでもないし
完全に信頼できないものでもない
中間程度のものが実際には多いような気がする

人間同士は何とか信頼し合いたいのだし
信頼し合った方が幸せに決まっているので
現実には中間程度の信頼であっても
信頼する側のイニシアチブ(主導権)で信頼しきる
< font face="arial, sans-serif">という事が必要なのではないかと思う

そして相手はその信頼に応えるチャンスが与えられ
信頼に応えることで本当の信頼が育っていく
はじめには自然な本来の信頼はないのだが
一方的にまず信頼するところから
始まるのではないかと思う

信頼のイニシアチブを始めてみれば
対人関係の大半は変化が生じるのではないか

大切な人に本当に信頼されていると感じられれば
裏切ることは出来ないものである

大切な人の信頼を裏切ってまで手に入れたいものがあるとは思えないのだ

パートナーを信じるとか
子どもを信じるとか
まずは一方的に完全信じるところから始まるのではないかと思う

それで損をすることもあるが
あとで神様に褒められる損だろうと思う