コリーの場合脳血液関門BBBがどうして弱いままでいるのか
強くなるセレクションはかからないのかと考えて
コリーに利得があることが分かりました
たとえば
気まぐれに変なものを口にしたりすれば
BBBが弱いコリーは大変にいやな思いをするはずで、
食行動の点からはコリーは大変慎重な動物になるはずです
その性質が行動全般に及べば
おそらく
逸脱行動の少ない、信頼性の高い犬のなるのではないかという推論です
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また、心理的代償について考えました
自分の男性性に自信のない人は
ことさらに大きな車に乗りたがると言われたりします
(実証性のある話ではありません)
同様にことさらに大きな犬、獰猛そうな犬を好む人たちがいて、
その人たちは自分の弱さを補うために連れて歩いているのではないかということです
その人たちが犬を連れて歩いて、
犬が他人に吠えたり威嚇したときに
飼い主は本当にすまないと思っているかというとそうではなくて
こころなしか、かすかに、喜んでいる気がするのです